うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

2日連続で11時間寝た結果

 最近、2日連続で11時間ほど寝ることがありました。本当は起きてしようと思っていたこともあったのですが、子供の寝かし付けをしていたらそのまま寝てしまっていました。

 普段の睡眠時間は7~8時間ほど。うつ病になる前と比べると1~2時間多くなったように思います。若いころは睡眠時間なんてちょっとでも少ない方が良いと思っていたのですが、今となっては信じられません。

 2日も連続でこれだけ寝たらかなりスッキリしそうなものですが、そこまでスッキリしたという感覚はありませんでした。いつもよりは疲れが取れたかなというくらいです。

 さすがに毎日11時間も寝ていると、仕事以外に何も出来なくなってしまいそうですが、今の体調だと7~8時間の睡眠では足りておらず、少しずつ疲れが溜まっているのかもしれません。かなり早い時間に寝たのに、いつもの時間まで全く起きられないということは、そういうことなのかなと感じます。

 睡眠の質を高めるためにストレッチやマッサージ、運動などを意識してやってきましたが、少しは効果を感じるものの、常に強い疲労を感じており、根本的な解決はできていません。早く寝られる日は、ぐっすりと長時間寝るようにすることで、疲れを貯め過ぎないようにできるかもしれないので、特に疲れを感じるときは意識して睡眠をとっていきたいと思います。

 

フリマアプリで売った商品が届かないと購入者から連絡がきました

 最近は、いらない物や株主優待券などをフリマアプリでよく売っているのですが、先週末に発送したにもかかわらず、購入者から商品が届いていないという連絡がきました。

 商品は株主優待券で、普通郵便にて発送しました。確か先週金曜日か土曜日には発送したので、普通に考えれば昨日、遅めでも今日には届いている頃です。

 宛名は関東圏なので、先日の悪天候によって配達が遅延しているのかもしれませんが、私の勘違いなどで発送し忘れてたり、宛名が間違えているということも100%無いとは言い切れないので、なんだかもやもやした気持ちが残っています。

 確か、わざわざそのためだけに近所のポストまで投函しにいったんですけどね。夜中に自転車で。

 もう一度、発送忘れがないか、自分のカバンや、書類が置いてそうなところなどを探してみたのですが、見当たりませんでした。今日時点で、私の手元に宛名間違いなどによる返戻もありません。

 購入者の方の評価を見たところ、悪い評価は付いていなかったので、詐欺などではなさそうです。週末ぐらいまでは待ちたいと思いますが、それでも届かなかった場合はどうしたらいいんでしょうか。

 気持ちとしては、送料無料で出品して、購入者が差額を払って記録郵便を選ばなかったのだから、危険負担は相手方に持ってもらいたいところですが、それを言うのもちょっと嫌な気がします。

 最終的には、代金を貰わずに私が損を被っても仕方がないかなと思いますが、何とか無事に届くのを願っておきます。

 

今のところの上司の評価について感じること

 先日、上司と軽くご飯を食べに行く機会がありました。その時に、異動して仕事には慣れた?と訊かれたので、業務量が今のところ落ち着いているので何とかやれているが、体調はまだ良いとは言えないし、以前と同じようなパフォーマンスが全然出せないと感じていると答えました。

 上司は、絶対に無理はするなよと前置きした上で、職場にも馴染んでいて、ミスも少なく、十分にやってくれていると思っていると言ってくれました。

 お世辞の部分もあるかもしれませんが、私自身もそういう評価を受けているだろうなとは思っていました。

 職場に馴染めているのは、同じ部署のメンバーに恵まれているというのが大きいですす。体調が悪化した時に助けて欲しいから、余裕がある時は積極的に他の人を手伝うようにしているので、人間関係も良好に保てています。

 ミスが少ないのは不安感のおかげでもあります。処理能力は落ちているものの、業務量に余裕があるので、念入りにチェックが出来て、結果的にはミスが少ない。

 イベントなどの調整など、みんなの意見や利害が一致しないことを取りまとめることが凄く負担に感じているのですが、幸か不幸か今のところそのような仕事でも問題は生じていません。

 なので、今のところ悪い評価を付けようがないのです。強いて言えば、病院に行くのに3週間に1度くらいの頻度で休むくらい。それさえも、今は忙しくないので特に問題にはなりません。

 じゃあ、そんな評価を貰えて満足しているかというと、それは何とも言えないところがあります。評価してもらえるのは非常に嬉しいのですが、忙しくなった時にも十分対応できると思われるのが怖い部分もあります。多分、今の私には厳しいんじゃないかなと思います。

 歩けたり、軽くジョギングできるからと言って、全速力で走れる訳じゃありません。でも、実際のところは軽くジョギングできていたら、もう試合に出られるぐらいに思われることが多いように感じます。精神疾患は目に見えないから余計に難しい。

 幸いなことに上司はその辺りも理解しようとしてくれているように感じます。なので、機会があるごとに今の状況をきちんと伝えていくことを心掛けていきたいです。

精神疾患による休職からの復職のタイミング

 うつ病などの精神疾患では休職することも大きな判断ですが、復職も非常に難しい判断を迫られます。

 完全に良くなってからとか考えているといつまで経っても復職できないし、かといって焦って復職すると、すぐに悪化して再度休職になってしまうなんてこともあるかもしれません。

 私の職場は産業医が機能していなかった(最近新しい産業医になりましたが)ので、本人と主治医が復職と言えば、まともな診察もせずに復職みたいな感じでした。

 理想を言えば、産業医や産業保健スタッフは職場全体の労働環境を把握していて、本人や主治医が復職可能としていても、労働に耐えうる状態では無かったり、再発の可能性が高いと判断すれば、環境の調整を行い、それでも無理そうなら復職を許可するべきではありません。

 でも、実際のところは産業医なんて形ばかりで、私の職場と同じような運用が行われていることが多いのではないかと思われます。

 先日、私の職場の同期が休職しているという記事を書きましたが、今週から復職の予定です。

for-happy-life.hatenablog.com

for-happy-life.hatenablog.com

  調子はどんな感じか気になって、LINEでメッセージを送ってみたところ、復職を直前にして、あまり調子は良くない様子。でも、復職はすると返事がきました。少しのやり取りの中でも、復職は難しいんじゃないかという印象を受けました。

 どう考えても復職を焦っている感じ。確かに、休職すると職場に迷惑を掛けているという負い目が強く出て、少しでも早く復職しないとという気持ちがあるのは良く分かります。

 ただ、職場に行ったところで何の役にも立てない状態で復職するのは本人にとっても、職場にとっても何の得にもなりません。とにかく復帰しないとと考えていたのは、自分の時がそうだったから気持ちは良く分かります。

 本人が復職を望んでいる以上、下手に休めというのもダメな気がするし、かといって大丈夫!なんとかなるよ!とはとても言えません。

 今日はゆっくり休んで、明日になっても調子が悪ければ病院に行って、復職について相談するように 返してLINEのやりとりは終わりました。

 私が休職していた時はあんなに無理してはいけない、ゆっくり休めばいいと言ってくれていたのに、いざ自分の立場になるとやはりそうはならないようです。

 だからこそ、家族や友人、同僚など周りの人間がしっかりとフォローしていく必要があると思います。

 言うのは簡単ですが、それが非常に難しい。軽い一言が致命的な悪化につながることもあり、思っていることや持っている情報を相手の状態に応じて、伝えたり、気付かせたり、時にはあえて伝えないこと、気を逸らせることを上手に選択していく必要があります。

 今回も、異動が検討されていることなど、情報は持っていてもあえて伝えないこともありました。

 私の主治医の診察が先週にあった時に、同期も診てもらうことができるかは確認が取れたので、その件については、もし病院を変更したかったら教えてと、今日伝えました。

 精神疾患を経験していて、気持ちは分かってあげられても、他の人を救えるかどうかは全く別の問題だと感じました。それでも、気持ちが分かってあげられることや自分の治療の経験があることは、大きなアドバンテージだと思うので、少しずつ誰かを救ってあげられるだけのスキルを身に付けられたらなと思います。

メンタルヘルス・マネジメントⅠ種の資格を取ろうかと考えています

 以前は、自分の興味のある分野を勉強するときに、モチベーションを維持するために資格を取ることが多かったのですが、数年前から受けなくなっていました。

 4月から法務関係の仕事も持っているので、以前に一度受けて不合格になって、そのままになっていた行政書士を受けようかなと考えたのですが、資格の難易度からすると今の私には少し負荷が大きいように思います。

 試験まで3~4カ月なのを考えると、今の自分に合格水準まで持っていけるとは思えません。受けるなら時間をたっぷり掛けて準備した方が良さそうです。

 そこで、今年はうつ病のまだまだ回復期であることもあって、自分の治療や、周りのメンタル不調の人との相談相手としてのスキル、職場での再発防止の仕組みづくりのための知識を得ることなどを兼ねて、メンタルヘルスマネジメントの資格を受けてみようかなと考えています。

www.mental-health.ne.jp

 試験にはⅠ種からⅢ種まであって、1級から3級までのようなものです。難易度としては11月に受けるとすると、Ⅱ種は簡単、Ⅰ種はちょっと難しいという感じです。

 個人的には受験料やテキストが勿体ないので、いきなりⅠ種を受けようと考えていますが、今の自分には負荷が大きいかもしれないとか、主治医に欲を出してはいけないと言われているのに、そういう部分が出てしまっているなぁと感じているので、少し悩み中です。

 でも、Ⅱ種の合格率50%程度というのは取っても価値ないよなぁと感じてしまいます。Ⅰ種なら合格率10~20%、Ⅱ種を合格してから受ける人が多いのを考えると、誰でも合格という訳じゃないと思います。

 まだ、受験申込までは時間があるので、少しⅢ種やⅡ種の勉強をしながらどうするか考えたいです。

半年前は元気だった知人が亡くなりました

 以前、みんなで遊びに行ったりする時に何度かご一緒させていただいた方が、病気のために若くしてお亡くなりになられたという連絡がありました。

 お会いしたのは2、3回しかなく、直接の連絡のやり取りとりなども無く、関係性はあまり近いものではありませんでしたが、1月にお会いした時には体調の悪さなど何一つ感じさせない、元気で明るく接していただいた印象が強かったので、この半年の間にそこまで急変してしまうものなのかと大変ショックを受けました。

 私は知らなかったのですが、1年ほど前に余命宣告をされていたそうです。本当は気持ちも身体も凄く辛かったのだと思いますが、それを微塵も感じさせない強さとやさしさは本当に凄いです。

 私もうつ病によって、短い期間で人生が激変してしまいました。でも、生きている。みんなに会えるし、身体も動かせます。これから何かを始めることもできるし、病気も治せるかもしれない。治らなくてももっと回復させることは十分可能です。

 日々、辛いことも多いですが、自分なりに生きていく道筋や意義を見つけていきたいな、毎日を感謝して生きていきたいなと改めて感じました。 

 

近所の精神障害の方のコミュニティーに参加してきました

 今日は地元の公民館で行っている精神障害の方のコミュニティーに少し参加してきました。交流だけでなく、パソコン教室などを通じた就労支援も行っているようです。

 以前にも自宅から少し遠い場所でやっているコミュニティーに1回だけ参加したことがあったのですが、体力面や気力面で余裕が無かったことから、その後は参加しないままになっていました。

 参加してみようと思ったのにはいくつかの理由があります。

 復職してから1年が経過し、仕事や日常生活に様々な支障を感じながらも、少し余裕が出てきたことで、自分の中でさらに前進できるヒントを掴みたかったこと。

 職場の中の良い同期がメンタル不調で休職になって、改めてどのように接するのが良いのかを考える場が欲しかったこと。

 今なら精神障害精神疾患で苦しんでいる方の話を聴いて、自分の体験談を語ることで他の人の何かのヒントになるかもしれないと思ったこと。

 他にも細かい理由はありますが、主な理由はこの3つかなと思っています。

 今日は少しの時間しか参加できなかったのですが、代表者や参加されている方と話をすることができました。

 参加されているのはうつ病の方は少なく、発達障害などの方が多くを占めるようでした。うつ病だけでなく、様々な精神障害や病気、病状の重さ、治療の段階を理解することも、今の自分には大切な気がします。

 以前はパニック障害で苦しんでいたけど、ある程度回復して、支援側に立っている方もおられました。今日、少し雰囲気を見てみた結果、今の自分であれば無理をしない範囲で支援側に立てるんじゃないかなと感じました。

 自分たちのグループだけでなく、近隣の地区にあるコミュニティーとの交流も行っているようでした。うつ病をはじめ、精神障害や疾患を抱えておられる方は、社会から孤立することで、より社会参加から遠ざかってしまうという面があると感じているので、こういった取り組みにも興味を持ちました。

 就労支援については、代表者の方も少し言いにくそうな感じでした。というのは、就労支援に繋がるような取り組みは行っているものの、雇用されるまで、雇用されたとしても継続して仕事を続けていくことに、かなり大きなハードルがあるようで、なかなか実績に繋がらないような印象を受けました。

 精神障害や疾患を持つ方の雇用については、私自身も働いていて、障害や疾患を持つ方の立場や考えと、組織や同僚になる人という立場や考えに絶望的なほどのギャップを感じています。

 これは国の制度が整備されていないとかそんなレベルじゃないと思います。双方からそのギャップを縮めることができない限りは、障害者の法定雇用率に精神障害者が算入されることになっても、雇用状況はさほど変わらないんじゃないかと思うほどです。この問題は書き出すと長くなりそうなので、改めて書こうと思います。

 しばらくは無理のない範囲で、特別何か役に立たないといけないとか考えず、参加されている方の話をじっくり聴いたり、自分の闘病について話をしたりと、顔を覚えて貰いながら、コミュニケーションを取っていきたいと考えています。