うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

病院選び①

うつ病に発症して病院に行く場合、

どのようにして病院を選べばいいのでしょうか。

 

精神的ストレスによる体調等の異変を感じる場合は

(日々症状が悪化していたり、10kg以上体重が落ちるなど

 症状が深刻な場合は特に)

迷わず精神科を掲げている専門医に診てもらった方が良いと思います。

また診察時にはできる限り家族(もしくは身近な人)に

付き添ってもらった方が良いです。

 

付き添ってもらった方が良いと考える理由は、

うつ病に発症していた場合、判断能力が極端に落ちていて、

本人に休職や治療についてもまともな決断ができない可能性があること

うつ病の治療には身近な人の理解と協力が欠かせないこと

③病院の善し悪しや相性を見極める必要があること

他にもあるかもしれませんが、とにかく1人だけで治せる病気ではないです。

少しでも多くの理解者が周りにいてくれることが大切です。

 

 

私の1回目の発症の場合は、

ひょっとしたらうつ病かもしれないと思いながらも、

精神科に行くのがどこか抵抗があり、

近所の心療内科もやっている診療所に行きました。

 

今から考えると失敗でした。

選んだ理由は精神科に行きたいないけれども、

ある程度診てもらえる病院という中途半端な理由だったからです。

 

風邪やご高齢でリハビリに来られている方も多く、

診療時間は初診でも5分もなかったように思います。

「薬を飲めば必ず治りますよ」と言われ、その後の心療は毎回3分程度でしたが、

休職して薬を飲み続けた結果、回復しました。

 

私自身も治ったと思い、仕事も以前のようにできていたのですが、

数か月後に再発してしまいました。

 

仕事を休んで薬を飲めばある程度は回復しました。

しかし、再発しやすい病気であり、投薬治療だけでは不十分に思われます。

うつ病になりやすい性格や環境、うつ病になったことで脆くなっている部分を

修正したり補っていくことで再発するリスクを抑えていく必要があります。

 

なので投薬治療だけでなく、ゆっくりと話を聞いてもらえる病院、

できれば家族も巻き込んで、これからの生活も含めて相談し、

治療ができる病院を見つけられることが理想です。