うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

うつ病治療で使用していた薬について

うつ病の治療で今までに使った薬について、

個人的な感想を書いてみたいと思います。

 

そして、現在は薬は処方されていません。

その理由は改めて書きたいと思います。

 

ただ、今後の異動や負担の増加に合わせて、

処方してもらうことになっています。

 

 

抗うつ剤

・レクサプロ

レクサプロ錠の効果と特徴【医師が教える抗うつ剤の全て】

世界で一番売れている抗うつ剤だそうです。

 

現在の主治医の話では、

 

「副作用が少ない反面、効果もそれほど。

 そして薬価が高い。

 でも、無難だから多くの医者がこの薬を出している。

 この薬は嫌いだけど、他の薬に替えるには

 離脱症状や期間を考慮する必要がある。」

 

とのことで、このまま飲み続けることになりました。

 

副作用は当初はのどの渇きなどを感じましたが、

あまり気になりません。

 

効果は1回目の発症の時には効いた気がしますが、

2回目の発症時には効果を感じませんでした。

 

ひょっとすると、1回目の発症時は

プラセボ効果によるかもしれません。

 

 

リフレックス

リフレックス錠(ミルタザピン)の効果【医師が教える抗うつ剤の全て】

 

現在の主治医に診てもらうようになってから、

新たに処方された薬です。

 

レクサプロと併用して処方されたので、

抗うつ剤の併用は大丈夫ですかと尋ねたら、

レクサプロはSSRIリフレックスはNassaで種類が違うから、

大丈夫だよと教えてもらいました。

 

「カリフォルニアロケット」という

何だか凄いネーミングの処方みたいです。

確かに効果はあったように思います。

seikatsu-kurashi.hatenablog.jp

 

副作用については、体重増加と眠気とありますが、

私の場合は、プラスに働きました。

 

休職後、睡眠導入剤を飲んでも寝れないことがあったのですが、

リフレックスを飲むと眠りこけてしまいました。

1週間ほどの間は一日18時間ほど寝ていたかもしれません。

 

体重増加も食欲が無く、体重が随分と落ちていたので、

食欲増進と体重の復元に役立ちました。

副作用というより効能と言ってもいいレベルです。

 

特に急性期に重要な食欲と睡眠を与えてくれる、

非常に素晴らしい薬だと思います。

 

ただ、眠気は尋常じゃない強さで、

休職されている方でないと厳しいのではないかと感じました。

無理やり起きるというのができないレベルです。

治療にのみ専念できる環境が必要かもしれません。

 

 

抗不安剤

アルプラゾラム

ソラナックス錠(アルプラゾラム)の効果【医師が教える抗不安薬のすべて】

 

急性期には量を増やして飲んでいました。

即効性があるようですが、あまり実感はありませんでした。

 

効果としては、確かに不安は抑えられるが、

良くも悪くも「うやむやになる」というのが実感です。

どう考えてもスッキリする訳じゃなくて、

不安なのかさえもわからなくなるという感じ。

 

自分で自分を傷つけてしまう急性期には

重要な薬なんじゃないかと思います。

でも、それを過ぎれば長く使いたくないです。

 

 

睡眠導入剤

フルニトラゼパム

ロヒプノール錠(フルニトラゼパム)の効果・強さ【医師が教える睡眠薬の全て】

 

眠れないときの頓服として処方されていました。

普段使っていなければ半錠でも眠れますが、

これを飲んでも眠れない時期がありました。

 

結局、リフレックスを飲み始めたことで解決。

それ以来は飲まなくなりました。

 

 

精神科の薬がわかる本 第3版

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こころの治療薬ハンドブック 第11版

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