うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

現在の主治医について

精神疾患の治療では、

他の病気でも、もちろんそうかもしれませんが、

主治医が特に重要だと感じています。

 

それは、他の病気と比べて、

治し方にセオリーが無く、

精神療法(診察)に治療のウェイトが

置かれることによります。

 

セオリーが無いと書きましたが、

とりあえず良くある薬飲ませて、

診察は3分ぐらい適当に質問するだけ、

それを全員同じように行っている。

 

という医師は多いかもしれません。

私も以前はそんな病院に行っていました。

 

実際にそれで治る方もいるかもしれません。

ただ、私の場合はそれで再発してしまいました。

 

 

現在の主治医は妻の職場の精神衛生福祉士の

紹介によって診てもらえることになりました。

紹介のみの診察受付で、少人数の患者さんしか持っていません。

 

初めのうちは診察時間を3時間ほど取ってくれていました。

最近でも2時間ほど時間を取って、

話を聞いてくれたりします。

 

また、治療には家族の理解が必要ということで、

家族にも付き添ってもらって診察を行うことも多いです。

 

復職する直前など、ストレスが掛かる局面では

心配して電話もくれました。

 

自立支援制度や障害者手帳のことなど、

必要な情報は常に提供してくれます。

おかげで医療費負担は1割で済んでいます。

 

 

for-happy-life.hatenablog.com

 

薬についても、できるだけ飲まずに済むように、

治療を進めてくれます。

 

飲むと楽に治るけど、

精神療法がおろそかになるというのが

理由だと受け止めています。

 

私のような複数回発症している人間は、

生き方自体を変えないと

どこまでも再発リスクが付きまといます。

 

でも、人間は愚かなもので、

薬で楽になってしまったら忘れるんですよね。

そうなると精神療法が疎かになるかもしれない。

 

なので、非常にしんどいし不安ですけど、

現在は薬無しで復職しています。

ストレスや体調管理は事細かく行っています。

 

現在は職場の配慮のおかげもあるので、

今後、仕事で負荷が掛かるようなら、

薬は飲まざるを得なくなるかもしれません。

 

また、患者本人には見えていない、

先々のことをうまく誘導してくれます。

 

これってバランスが難しいと思うんです。

無理はさせられないし、

休まないといけない、

再発は何としても防がないといけない一方で、

 

現実として世の中は動いていて、

みんな何かしらの経験を積んでいく、

自分もいずれその中で生きていかないといけない。

 

凧を操るような作業、

強く負荷が掛かると、糸が切れて飛んで行ってしまうし、

緩すぎるとふにゃふにゃと墜落してしまう。

その辺りの指導が異常に優れた医師です。

 

聞いている話によると、先生も以前は忙しくて

そんなに診察時間を取れなかったそうです。

 

でも、数年前に体調を崩して、

一度病院を畳んだらしいのですが、

医者の本分に立ち返って、

自分の理想とする治療をしようと思って、

少人数の患者さんだけ受け持っているそうです。

 

自分に合った病院や医師を探して

苦労されている方が多い中、

本当に自分は幸運でした。

 

文章が全くまとまりませんでしたが、

治療のことをこのブログで書くことで、

私の主治医の治療法をお届けできればと思います。