うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

うつ病とイライラ

最近、少しずつ行動力が出てきたのと同時に

イライラすることが多くなりました。

 

発症して急性期を抜けるころにも

そういった感情を感じることが多かったのですが、

性質が少し違う気がします。

 

気になったので調べてみたところ、

しっくり来たのがこのサイトです。

 

www.izumi-heartclinic.com

 

一言で「イライラする」と言っても、いろいろなイライラがあります。
不安や焦燥感が強く、落ち着かないといった意味のイライラ。
やたらとむしゃくしゃする、人に対して腹が立つという意味でのイライラ。

前者のイライラは、うつ病によく見られるイライラです。
エネルギーがなくなって疲れ、心の余裕がなくなったために起こるイライラです。

しかし、後者のイライラはちょっと質が違います。
人に対して攻撃的な思いを持つことができるほどエネルギーがあるというイライラです。

 

急性期を抜けた頃に感じていたイライラというのは、

「前者のイライラ」に近かった気がします。

 

一方で、最近感じているのは「後者のイライラ」に近いです。

エネルギーが出てきて怒れるようになった。

確かにそうかもしれません。

 

ただ、気を付けないといけないのは何故イライラするのか。

エネルギーや行動力が出てきたのであれば、

思った通りに行動してみればストレスはそこまで感じないはず。

 

恐らく、少しずつ回復してきているんだけど、

今の状態ではまだまだ余裕が無いんだと思います。

 

頭の中では発症前のイメージで行動しようとするけど、

なんだかイメージどおりには上手くいかない。

想定外の事態に対応できない。

すぐ疲れる。回復もなかなかしない。

 

自分で余裕が無いのは良く分かるんです。

うつ病になる前も怒りっぽいところはありましたが、

以前と比べると明らかに冷静の怒れていない。

 

感情が噴出してきて我慢できなくなって怒る。

そして、その我慢できるハードルが物凄く低くなっています。

 

怒るだけの元気が出てきたことはプラスに捉えたいと思いますが、

まだまだ万全では無いことを自分に言い聞かせて、

絶対に焦らず、余裕を出来るだけ持てるよう心掛けていきたいです。

 

 

後者の場合には、うつといってもエネルギーがあることを自覚してもらうことです。
その上で、運動をしたり、仕事をしたりしてエネルギーを使ってもらうことです。
エネルギーを発散させることです。

 

最近はサッカーなど、身体を動かす機会を増やしています。

かなり体力は落ちているし、まだまだ暑い時期は続くので、

無理をしないながらも、積極的に取り組んでいこうと思っています。

 

 

その上で、もし前向きなことに気持ちを切り替えられるなら、何か目的を持って行動していくことが望ましいと思います。

 

私は1回目のうつ病発症時に転職しようとして失敗しています。

 

for-happy-life.hatenablog.com

 

確かに前向きに気持ちを切り替えていくために

新たな行動を起こしていくことはとても大切ですが、

 

完全にうつ病が治りきっていない状態では

冷静な判断ができなかったり、

自分の状態を見誤っている可能性もあります。

 

うつ病治療中は人生の重大な決断を避ける」

といろんなところで書かれているのはそのためです。

 

結局のところバランスは難しいですが、

そのことを念頭に置いたうえで、

リスクを取り過ぎないよう気を付ける必要はあると思います。