初めての精神疾患患者の交流会&勉強会②
前回は初めて精神疾患患者の交流会と勉強会に参加した話を書いて、交流会が終わるまでの内容を書いたのですが、今回は勉強会の内容について書こうと思います。
勉強会のテーマは主治医の診察をより効果的に受けるためのポイントといった感じのテーマでした。おおまかなポイントとしては薬に関すること、診察の準備に関することの2点ありました。
1つ目の薬については、どうしても薬に頼らないといけない場面もあるが薬だけに頼るのは良くないこと、自分が飲んでいる薬または飲む可能性のある薬についての正確な知識を持っておくことというのが頭に残っています。
実は、現在は私は薬を処方されていません。もちろん主治医の治療方針に基づくもので、今後の仕事の負荷の変化によっては薬を飲まないといけない場面もあるかもしれないとは言われています。急性期にはSSRI(レクサプロ)とNaSSa(リフレックス)を併用するカルフォルニアロケットという処方がされていました。
一定のレベルまで一気に状態を引き上げることができたら、あとは負荷を調整しながら薬を減らすという方針のようです。少しセオリーからはズレているかもしれません。
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薬が処方されていた時は、抗うつ剤や抗不安剤は良くも悪くもいろんなことがうやむやになるように感じていました。良い感情も悪い感情も何か分からない感じになることでストレスから守ってくれるのかなと思っています。地に足が付かない感じです。
薬を飲まないとどうなるのかというと、やはり凄く不安は感じますし、再発の怖さもあります。ただ、凄く低いところでだけど、地に足はついてる感じです。
私は現在人事付けで仕事の負荷も配慮してもらっているので、来年4月の人事異動までにこのままどこまで回復できるか、その時点で再発の危険性が高ければ薬は再度飲むことになりそうです。
主治医も私も抗うつ剤が前提としているモノアミン仮説については懐疑的な部分がありますので、薬はできるだけ飲まないで治せるといいなと思っています。私個人的には脳への血流不足説が有力だと勝手に思っています。
この交流会は深い部分での人間の悩みが原因と考えているようでした。発症の原因としては否定しませんが、悩みが解決したからと言ってうつ病が治るとも思っていません。ただ、治療の過程において向き合っていくことは大切なんじゃないかなと感じています。
薬を飲まないことで大変な部分もあるのですが、苦しい分、その他の治療(精神療法や運動療法、食事や生活バランスの改善)に真剣に取り組むようになったと感じています。
診察の準備については次回書きたいと思います。