うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

今年の投資における方針について

 何回かに分けて今年の目標について書いていたのですが、今日は今年の投資方針について書こうと思います。

全体としての投資方針

 去年から、キャピタルゲイン(値上がり益)重視からインカムゲイン(配当、株主優待、利息収入)重視への大きな方針転換を行い、ポートフォリオの再構成についてはほぼ完了済みです。

 これはうつ病の再発により、今後において働けなくなるようなことがあっても一定の安定した収入源が得られることを考えてのことです。

 今後5年間で生活保護レベルの収入を配当等から得られるようにすることを目標としています。

 今年においても、株式については配当、優待を重視した分散投資を徹底しながら、個人型確定拠出年金の活用や、ソーシャルレンディングへの投資比率を10%程度まで引き上げ、ポートフォリオ全体でのリスクの軽減と配当収入等を増やしていくことを方針とします。

株式 

 国内株式については配当、優待を重視した分散投資を進めていきます。銘柄分散だけでなく、家族名義でも分散し、投資(優待?)効率を高めていきます。あと、一応NISAも活用します。

 専業主婦である妻や子供名義での配当収入は、確定申告により源泉徴収された税金が返ってくるというメリットもあります。当然収入が多くなると扶養から外れてしまうことになりますが、まだまだそんな段階では無いので当分は心配する必要はなさそうです。

 投資する銘柄については、下記のサイトやダイヤモンドZAI(雑誌)などを一次スクリーニングとして活用するなど、効率良くやっていきたいです。

 配当や優待重視とはいえ、財務や経営状況、業界におけるポジショニングや将来性などはきちんと精査します。

kibinago7777.blogspot.jp

 先進国株式については、個人型確定拠出年金の掛金の全てを充てていきます。年間15万円弱の投資となるので、全体のポートフォリオに与える影響はほとんどありませんが、国内株式に偏重している状況なので、わずかながら全体のリスク改善にはつながると思います。

 新興国株式についてはETFで対応していますが、投資比率を高める予定はありません。

債券 

 基本的に国債などの債券投資については見合わせます。国内債券は投資とは言い難いリターンしかなく、待機資金とほとんど同義になってしまっている気がします。

 海外債券については、通貨分散の必要性は痛感していますが、「債券」への投資としては個人的にはさほど魅力を感じません。

 利息収入が欲しい場合は、FXのスワップ金利を活用しようと思います。通貨分散によるリスクコントロールをしたい場合もFXを使えば容易なのですが、全然活用できていません。

 FXでは現在は南アフリカのランドという通貨を3万ランドだけ買いポジションを持っています。これで毎日42円程度のスワップ金利が入ってきます。こちらは遊びなので放置して楽しみたいと思います。

不動産など

 現在はREIT(不動産投資信託)のETFで対応しています。投資比率が低いので少し高めたいところではありますが、REITの基準価格もかなり高くなったので悩みどころではあります。

 中古の不動産を購入して、自分で好きなようにリフォームして、賃貸物件として貸し出すことに興味を持ち始めています。サンワカンパニーなどを活用すれば安くておしゃれなリフォームができそうです。

www.sanwacompany.co.jp

 大きな話になってくるので、ぼちぼちと検討していきたいと思います。

ソーシャルレンディング

 去年から始めたのですが、まだまだリスクなどが未知数な部分もあるものの、魅力的な投資対象であり、今年は投資比率を全体の投資額の10%程度まで高めたいと考えています。

 株価との相関が比較的小さいと思われるため、金利の高さ(5%~13%程度)も魅力ですが、リスク分散としても効果は高いものと考えています。

 去年は5つほどの口座を作ったのですが、今年は利用する口座を集約していきます。海外のローン債権などに投資するクラウドクレジットを中心として、国内を対象とした業者1つか2つだけを残したいです。

 どこを残すかは未定ですが、みんなのクレジットは怪しすぎて、もう止めとこうかなと思っています。理由はまた別に書くかもしれません。

 クラウドクレジットを中心にするのは、金利の高さの説明が自分なりに納得できるからです。逆に国内事業者向けのローンファンドなどは納得できない部分もあります。

 不動産担保に入れても金利10%以上で資金を借りるなんて、かなりヤバいんじゃないの?って内心思っています。以前に債権回収の部署で仕事をしていたことがあるので、その時の感覚をある程度信じていきたいです。

crowdcredit.jp

課題

 昔は通貨や投資商品の配分比率について、かなり意識して投資していたものの、リーマンショック時にあまり役に立たなかったので、それ以来は自分の感覚が届く国内株式への偏重が強い状態が続いています。

 ちょっと偏りすぎではあるので、外貨の比率や、債券はともかくとしてREITやソーシャルレンディング、他の投資商品を活用しながら、リスクの最適化を図れるようにしていきたいです。

 あと、優待については活用できないものはラクマなどのフリマアプリで売却していこうと考えています。