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うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

仕事に対する気持ちが割り切れない

 復職して1年ほどが経ちました。長期間休んでいたにも関わらず、クビになったわけじゃないし、1年近くも人事付けで負荷が軽減された環境でリハビリもさせてもらいました。役職は落とされたけれど、その分プレッシャーは減りましたし、給料が下がったわけではありません。2年間で300円上がりました。この4月で人事付けが解かれて異動になりましたが、異動先についても人事の配慮があったように感じています。

 でも、何か自分の中でどうしても納得できていない部分があります。うつ病にさえならなければ、今の職場のままだったとしたら役職も落とされず、給料ももっと上がっていた。内定をもらっていた転職先はそうそう誰でも採用される訳じゃ無く、うつ病になる前の自分のポテンシャルを考えれば、待遇や仕事の大きさ、世の中への与える影響はこれ以上は望めなかったにもかかわらず、結果として転職はかなわなかった。

 良いように考えれば、仕事が続けられて給料がもらえているという、ありがたい状況であるにもかかわらず、もっと活躍できるはずだった、成長できるはずだった、稼げるはずだった自分と、今の現状を比較しては納得できない感情を消化できないまま引きずっている自分がいます。

 今まで仕事は、自分の承認欲求を満たす大切な環境だったのだと思います。つねに良い評価を与えられ、周りよりも早く昇進したり、ボーナスが増額されたりしていました。褒められたり、認められるのが当たり前だと思っていた節さえあります。

 それと同時に、今まで承認欲求を満たしていた他の様々なものが知らない間に少しずつ失われ、仕事への依存が高まってしまっていたんじゃないかなと、思い返してみればそのようにも感じます。

 今日は診察だったので、主治医に相談してみました。答えは、気持ちはわかるけれども仕事で無理して認められることは、自ら仕事のハードルを高めることであり、再発のリスクを高める結果となる。数年間は無理をせずに再発を防ぐこと、目立たないようにしながら、じっくりと知識などを身に付けて力を蓄える期間にするべきといった感じでした。

 私も全くその通りだと思います。それが現実的に、そして長期的に考えた場合は、一番正しい答えなのは間違いない。でも、納得ができない。気持ちが消化できない。

 これを乗り越えない限りは、回復が進まない部分も出てくるんじゃないか、前に歩きだせないんじゃないかと感じています。

 失ったものをいつまでも嘆くのではなく、今の自分と向き合って、新しい自分のビジョンを持つこと。気持ちが中途半端な状態では、うつ病じゃなかったとしても、力をフルに発揮できません。

 気持ちが乗った状態で再び動き出せること。それができれば大きな前進になるはず。また、自分の承認欲求を満たす依存先も増やしていく必要があります。今の状態ではとても高いハードルのように感じていますが、少しずつ取り組んでみたいと思います。