うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

うつ病は薬無しで治せるのか② これまで飲んでいた薬について

※この記事は私自身のうつ病の治療について書いたものであり、薬を飲まないことを推奨するものではありません。私がうつ病を再発したのは、医師の指示に従わず薬を飲まなくなったことが原因の一つとも考えられるので、主治医の指示には必ず従うようにしてください。

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 私は現在、医師の管理のもとで、薬を飲まずにうつ病の治療を続けています。とは言っても最初から薬無しで治療をしていたわけではありません。

 今日は、これまで飲んでいた抗うつ薬などやその時期について振り返ってみたいと思います。

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  1回目の発症時には、抗うつ薬でSSRIのレクサプロ、抗不安薬アルプラゾラム睡眠導入剤フルニトラゼパムの3種類の薬を飲んでいました。

 投薬量は少なく、レクサプロは当初1日10㎎で、途中から医師に指示による減薬で1日5㎎、そして発症から5カ月経つころには医師の許可なく、勝手に断薬しました。それが影響したかどうかははっきりとはわかりませんが、その数か月後にうつ病を再発してしまうことになってしまいました。

 抗不安薬(当初は朝夕1錠)や睡眠導入剤(睡眠前1錠)もレクサプロの減薬時に頓服としての使用になりました。

 再発時には、急性期には薬の力に頼った治療を行い、それを抜けてからの回復期では減薬、断薬という流れになりました。

 急性期には当初は1回目の発症時と同じレクサプロ、アルプラゾラムフルニトラゼパムの3種類の処方だったのですが、回復が思うように進まなかったことでNassaのリフレックスも追加で処方され、4種類を服用していました。

 通常の処方では抗うつ剤は1種類だけが基本だそうですが、SSRIのレクサプロと、Nassaのリフレックスといった違う種類の抗うつ剤を組み合わせる処方をカリフォルニアロケットというそうです。

 カリフォルニアロケットの効果がどれだけあったのかはわかりませんが、当時は極度に食欲が落ちていて、体重が激減していたことや、自責の念や、不安感が非常に強く、睡眠がほとんど取れていなかったので、副作用の激しい眠気や、食欲増進がプラスに働いたのは確実です。

 休職していたから眠りこけていても大丈夫だったのですが、リフレックスを飲みながら働き続けるのは大変そうです。自分だったら遅刻ばかりだったんじゃないでしょうか。睡眠や食事が取れるようになって回復が進み始めたように思います。

 減薬のタイミングとしては、再発から2カ月ほど経過して急性期を抜けて、少し安定してきたころです。急に主治医から、これからは薬無しで行くよという話がありました。抗うつ薬は段階的に減薬、断薬し、抗不安薬睡眠導入剤は頓服として飲むことになりました。

 再発から3カ月後には薬はほぼ完全に無しになっていました。メリハリがありすぎるぐらいの処方でしたが、結果としては現在のところ再発はしていません。

 次回は薬を飲まないことで感じている影響について書きたいと思います。