うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

うつ病患者の年賀状

 今日は年賀状の当選発表があったので、私個人あてに届いた年賀状を確認すると、1枚だけ切手シートが当たっていました。

 枚数的にもちょうどそんな割合なのですが、毎年必ず当たる訳でも無いし、やっぱり当たるのは嬉しいです。

 うつ病になってから年賀状を作成するのが億劫に感じるようになりました。作業自体が大変に感じるというのもあるのですが、一言添えようと思っても、思いつかないというのが大きいです。また、自分の普段の生活を充実させられていないことを実感するタイミングでもあります。

 年賀状は印刷しただけのものを送るだけよりも、一言添えているだけで、随分と印象が違います。届いた物を見ていても、印刷だけのものは送ってくれているなぁと思うだけ。写真が印刷していれば、元気そうだなとか、子供大きくなったなぁとかという印象は残ります。

 手書きで一言添えていると、書いている内容を送り主の声で、頭の中で再生するような感じになって、より挨拶や手紙としての効果があるように思うのです。それは、相手の存在を感じるのに、物凄く簡単なことだけど、大切な事のように思います。

 たまに政治家などで礼状などをマメに書かれる方の話を聞くことがありますが、実際の利害関係だけでなく、そういったものの積み重ねが信頼を築き上げていくんだろうなぁと感心します。私は苦手なので。。

 なので、年賀状くらい必ず一言添えたいとは思っています。でも、元気じゃないし、活動できていないので自分の事も書きにくいし、また会いたいねみたいなことを書いてみても、会える元気がそんなにない。

 相手とも連絡をあまり取れていなかったり、会えていなかったりなので、何を書いたらいいのか思いつかないのです。

 無難に「今年もよろしくお願いします」とか「元気にしていますか?」とか書けばいいのかもですが、今年はそれも書けませんでした。

 よくよく考えれば、そんなに悩んで書いていなかったはず。会えないとわかっていても、会いたいね!とか書いていたし、それはそれで良いんだと思います。でも、なぜかそれができません。

 結局は、年賀状のやり取りをしている人に、印刷したものをそのまま送りました。送らないよりはマシかなと思っています。送らなければ、来年からやり取りが無くなってしまうかもですし。無くなって良い人なら別に良いんですけどね。

 また、来年の年賀状を送るころには、今よりも元気になって、送る人それぞれに掛けたい一言を添えられるようになっていたいです。