うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

抗うつ薬(セルトラリン)を飲むことになりました

 先日の診察から、抗うつ薬セルトラリンという薬を飲むことになりました。分類としてはSSRIになるそうです。

 以前から、薬無しでの治療を続けるか、薬を飲みながら治療していくかの話は出ていたのですが、試してみようという結論になりました。

 薬を飲まずに治療していけるのなら、それが一番良いと考えていたのですが、私の中でいくつかの疑問や不安があって、それを主治医と話をしているうちに飲んでみようということに。

 いくつかの疑問や不安というのを挙げると、

・一定以上の職場の理解や配慮が得られないと思われるので、最低限のパフォーマンスが不安なく出せるようにしたい

・気分や体調が落ちた状態を続けていると、それに慣れて正常な感覚を忘れてしまう気がする。ある程度気分を持ち上げた状態で治療を進めた方が良いのではないか

・妻が来年度から働く予定で、家事等の負担が増えて体調悪化や再発に繋がらないか

 といった感じです。

 常に悪化や再発しないレベルのストレスや負荷で治療を続けられるなら、しかも薬を飲まずにコントロールできるのなら、誰だってそれが一番良いのかもしれないけど、実際は、自分で全てコントロールするのは難しいです。いや、働いている限りは不可能です。

 今の状態でもギリギリの生活を送っているのに、仕事でもプライベートでも、ちょっと大変な事になっただけで、いつ再発してもおかしくないと日々感じています。

 抗うつ薬を飲んだから、確実に良くなるかはわからないし、逆に副作用もあるし、薬を止める段階でも離脱症状があったりと、結果としてどうなのかはわからない。

 薬無しの治療の中で、精一杯自分なりにやってきたつもりだけど、少しずつは確実に良くなってきていても、そのペースが遅すぎると感じていたので、薬の力を頼ってみることにしました。

 私はうつ病を治すのに、薬が一番大切とも、全く必要無いとも思っていません。いくつかある大きな有効策の一つと考えていますので、主治医と相談しながら上手く使って良ければと思います。

 さて、セルトラリンという薬ですが、分類としてはSSRIになります。ジェイゾロフトという薬のジェネリックのようで、薬価が大変安いのは助かります。自立支援医療制度利用での一割負担で、4週間分が380円ほどでした。

seseragi-mentalclinic.com

 効果もそんなに強くないけど、副作用もそんなに強くないタイプの薬のようです。昨日から飲み始めていますが、喉の渇きや身体の不快感が少し出ています。寝ていないといけないほどではなく、ちょっとしんどいながらも日常生活は送れています。

 薬が効いてくるには最低でも2週間程度は掛かるので、今のところ何とも言えませんが、また報告できればと思います。上手く効いてくれると良いんですけどね。