うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

マネックスグループによるコインチェック完全子会社化

 マネックスによるコインチェックの完全子会社化が発表されました。

https://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20180406/b123ut/140120180405405861.pdf

 36億円での買収というのはNEM流出による訴訟リスクを考えても、かなりと感じたのですが、単純に36憶円じゃなくて、きちんと条件も付いています。お互いのリスクを考えると、良いところに落ち着いた印象です。

上記に加えて、コインチェックの現所有者との間で条件付対価に関する合意がなされています。今後3事業 年度の当期純利益の合計額の二分の一を上限とし、一定の事業上のリスクを控除して算出される金額が 追加で発生する可能性があります。

 今日はマネックス株を追加で購入して、1,000株まで増やしたかったのですが、タイミングを計っているうちに買い損ねました。少しの保有ですが、しばらくは面白い動きが続きそうです。

 報道では、コインチェックが今後利益を出していけるのかや訴訟リスク、現取締役の退任などを中心になされていましたが、私個人的にはコインチェックの顧客層をマネックスに取り込める可能性があることは非常に大きいと思います。

 仮想通貨を売買しようと考えたことは今まであまり無かったのですが、株式投資やFXをしている人が始めるのがほどんとだと思っていたら、意外とそうではない全くの投資初心者の方も多いようです。出川さんのCMが効いたんでしょうね。なんか流行ってるからやってみようみたいな。

 パチンコみたいな感覚で仮想通貨に手を出している会話を街中で聞くことがあり、びっくりしたこともありました。

 仮想通貨取引について詳しくは知りませんが、株式投資やFXと比べて、リスクや手数料率が高いのは違いないはずです。相場も落ちてきている現状では、よりリスクの低い投資商品へ、コインチェックの客層を数%でも取り込めることができれば結構大きいのではないかと思っています。

 もちろん、コインチェック自体がNEM流出直前までほどは遠く及ばないとしても、利益を出していける可能性は十分あるはずですし、マネックスが出資している他のフィンテック企業との親和性も高いです。

 コインチェックの子会社化によって、マネックスの株価がどれぐらいになるのかは、正直なところ見当がつきません。業績がどのようになっていくのかもわかりません。

 でも、リスクはある程度はあるけど限定的である反面、リターンはかなり大きいものになる可能性もあり、非常に面白くなりそうと思っています。

 マネックスはずっとメインの証券会社として使ってきていて、少しではありますが株も保有していますので、興味を持って追いかけていきたいです。