うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

日本大学アメフト部の悪質タックル問題について

 日本大学アメフト部の悪質タックル問題が話題になっていますね。ビデオで見ましたが、とても勢い余ってというタイミングではありません。

 私がやっているサッカーは遊び程度のものですが、それでもそんな反則を想像するとぞっとします。怪我をさせるために故意でやったのは間違いなく、スポーツという形をとった傷害事件です。

 タックルの悪質さもさることながら、その後の監督や大学の対応の悪さも酷いものがあります。

 先日になって、ようやく監督が謝罪と辞任の発表を行いましたが、自らの関与については未だに否定していますし、そもそも存続さえも危ぶまれているチームの監督を辞任しても何の意味もないように思います。

 少なくとも今年度はまともに活動できないでしょうし、部員も離れていって、現在の強さは維持できないはず。

 最初はチーム内での問題だったものが、悪質な内容と対応の悪さが世間に広まっていくにつれ、今となっては大学としての問題にまで広がっていて、監督辞任ではなく、大学での要職を辞さなければ責任を取ったとは到底言えないほどのレベルになっています。

 個人的には、監督の大学における理事としての辞任とチームの廃部が妥当なラインだと感じています。

 ネットでも書かれていますが、危機管理部がありながら、ここまで危機管理ができていないというのは、もはやギャグかと思うレベルです。

 今回の件は、管理体制の不備により、組織の一員が暴走して起きたわけでは無く、組織の意思として、犯罪(と同等の)行為を行ったことが疑われる問題であり、簡単に済ませてはいけないように思います。

 でも、日大の監督は関西学院大学の読み方を間違えるぐらいだから、当事者意識が無いのも良いところ。もともと読み方を知らなかっても、ちゃんと大学内でこの問題について協議したの?真剣に協議してるなら、普通はどこかで気付かない?

 まぁ、略称で呼ばれることが多いので、「関学(かんがく)さん」とか読んでたら気付かないのかな。そんなの言い訳にはできないですけど。

 私は日本大学にも関西学院大学にも関わりは無いのですが、日本大学の対応は、在籍している多くの学生さんや教職員の方、またこれから受験を考える人たちにとっても、大きな悪影響を与えることになると思います。

 私なら、こんな腐った組織の大学に子供を入学させません。自分が高校生だっとしても嫌です。学力的にも同等レベル以上の大学はいくらでもあるので、あえて入学する理由が全くありません。

 被害者側である関学のチームや部員の方に対してももちろんですが、日本大学に関わる多くの方のためにも、きちんとした形での解明と解決がなされるといいなと思います。