うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

無理に働き続けるべきか、一旦長期で休むべきか

 レクサプロの副作用から体調を悪化させて、梅雨の気候や地震も影響したのか、今週は結局一日も通勤できませんでした。

 レクサプロを飲み始めるにあたって、仕事が落ち着いている時期に合わせていたので、少しはマシだったものの、それでも職場には大きな迷惑をかけてしまいました。

 服用量をいきなり10㎎にしたのも、体に負担になってしまったのかもしれません。前回の診察で、来年度が非常に忙しくなることを主治医に伝えたころ、今の状態では再発してしまうから、職場に相談するようにと言われたことも精神的には負担になっていました。

 職場に相談してみたらというのは言うのは非常に簡単ですが、実際は恐ろしく大変なことです。ありえない条件で交渉を吹っ掛けるようなもんです。

 忙しくなったら、自分だけでなくみんなが大変なので、忙しいから配慮してくれとか、異動させてくれというのは簡単にできることではないし、できたとしても周りからすると負担になってしまいます。

 主治医としては、実際にどのように対応してもらえるのかはこちらで決められることではないけれども、何も言わずにいきなり倒れて休むのではなく、事前に危ないと伝えていたという事実が大切なんだと思います。それは私も全く同感です。でも、その話をするのはエネルギーがいるし、しんどい。

 話をしてみたとしても、今年度は比較的業務量が落ち着いている今の部署から、別の部署に異動させてもらったとしても大丈夫なのかも自信が無いですし、そのままの部署だったとして、配慮をしてもらいながら乗り切るというのは想像できない。

 今回体調を崩してしまったのは、そういった行き詰まり感から来てしまったのかもしれません。

 もう一つ、悩んでいるのがこのまま無理をしながら働いていていいのかどうか。今回のように体調を崩しては職場に迷惑を掛けて、自分の体調もせっかく回復してきていたのに、大幅に悪化してしまっていては、果てしなく働く難易度が上がっていくようにも感じています。

 幸い、うちの職場は病気を理由に3年ほどまで休めるので、収入は当然減るし、昇給や昇格も無くなってしまいますが、傷病手当金なども受けられるので、一度ゆっくりと休んで治療に専念するほうがいいのかもしれないとも思っています。

 無理に働くことが迷惑を掛けないためには必要と考えていたのですが、どちらにしても迷惑は掛かるけれども、しっかり治せるなら治せるほうがいいのかもしれません。

 ただ、今までの休職では、休養を取るというよりは謹慎期間のように感じていたのもあって、同じような気の持ち方では十分に回復できないかもと思ったりしています。仮に3年も休んで回復しなかったとしたら退職しか道は残されていないようにも感じます。

 一方で、休職中に再発することはほぼ無いと思うし、職場復帰に向けていろんな取り組みをしながらも、そのストレスや負荷はコントロールできるので、回復はしやすいかもしれません。

 正直なところ、自分でもどうしたら正解なのかはわかりませんし、そもそも正解かどうかは結果論であったり、どうするか決断してからの自分や周り次第なのだと思います。

 これについては今すぐ決断を出さないといけないことではないので、今日は主治医に話だけはしてみるとして、ひとまずは今の体調悪化をどのようにリカバリーしていくか、身体をゆっくり休養させるかを考えたいです。