うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

抗不安薬の依存性と断薬

 現在、抗不安薬ロラゼパム抗精神病薬スルピリドを1日1錠ずつ飲んでいるのですが、主治医からは断薬して薬無しか、抗うつ剤に変更して治療を進めていきたいと言われています。

 私にとっては、今飲んでいる薬は即効性があって、効き目も穏やかで、目立った副作用も感じていないので、このままの方が良いと思っていたのですが、主治医が言うには抗不安薬は依存性が強いので、止める時が大変になるので、長い期間使いたくないとのことです。抗精神病薬スルピリドの依存性については何も言われていないのですが、どちらにしても治療方針としては断薬の方向のようです。

 依存性が強いって、そんなことないのになぁとか思っていたのですが、最近は確かにそうなのかもと思うことがあります。

 ついつい依存性というと覚せい剤の禁断症状のようなイメージがあるので、全く当てはまらないと思っていたのですが、飲まないと何となく不安で、結果として飲むことになるというのも立派な依存性と言えるのかなと感じていて、今飲んでいる抗不安薬がまさにそんな感じです。

 どちらにしても断薬して、薬無しで治療しながら働けるのが一番良いとは思うので、断薬に向けて取り組んでいるのですが、急に止めることは厳しそうなので、最初は休みの日は飲まないところから始めました。

 これだったら、比較的ストレスの少ない休日から断薬を試せますし、不安でしんどいときでもスケジュールを調整しやすいです。

 ここ2週間ほど休日の断薬をやってみて、予定していたスケジュールをこなすのがしんどくなって減らしたりはしましたが、そんなに問題無く過ごせています。

 そして、次の段階として、平日である今日に断薬を試してみました。少し負担の掛かる仕事を抱えていたので、いつでも飲めるように職場に薬を持って行きました。

 結果、仕事はバタバタしていたのですが、良い意味で時間を忘れられるような感じで、いろいろと疲れはしたものの、不安感はそんなに大きくならずに仕事を終えることができました。

 この調子なら、明日も断薬を続けてみても大丈夫なように感じています。ただ、薬の飲み始めと、止める時は非常に慎重にしないと、体調が一気に悪化することも今まで経験しているので、少しでも無理を感じたら薬を飲むように心掛けたいです。

 ここから9月上旬までは仕事が少し忙しい時期になるので、断薬も進めつつ、しっかり体調管理して乗り切れるといいなと思います。