うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

ブログはうつ病の社会復帰へのリハビリに有効だと思う

www.sayulog.com

 

 

このエントリーを読んで思ったことを

書いてみたいと思います。

 

もともと私がこのブログを始めたのは、

このような理由でした。

 

for-happy-life.hatenablog.com

 

当時の私が書いたので、その時はそう思っていたのでしょう。

 

うつ病になって世の中の役に立たなくなってしまい、

辛い闘病生活(人生)を余儀なくされた。

闘病記録を残すことで同じようにうつ病で苦しんでいる方や、

その周りの人にせめて役に立てれば。

 

みたいなことが書かれていますね。

まるで社会貢献がこのブログの目的みたいな。

 

今となっては体調は以前のようには全然いかないものの、

うつ病以外の記事も増えてきて

何かテーマがわからないブログになっていますが。。

 

そして、ブログを始めて2週間後に書いた記事がこちら

for-happy-life.hatenablog.com

 

ここでは、

うつ病になってから外に出ることもなく、活動量が大幅に落ちた。

ブログを始めて情報を発信すると、そこから新たな刺激が生まれた。

激減した活動量を補完する効果がある。と書かれています。

 

 

そして、ブログを始めてから1ヶ月半。

2週間後に感じたこととあまり変わりませんが、

 

やはりブログをすることは

うつ病の社会復帰へのリハビリに有効だと感じています。

 

私の場合はうつ病発症時の症状として、

睡眠障害や食欲減退による体力の低下、

 

ストレス耐性の低下、思考力の減退、不安感による、

コミュニケーション能力の低下により、

 

1ヶ月ほどは全く家から出られず、

1日中寝ているような状態。

この時はブログなんかやっている場合ではありません。

急性期には寝ること、食べること、何もしないことがベストです。

 

でも、それを過ぎても外に出ることも難しいし、

人と話しても上手く話せない。

すぐ疲れる。すぐ不安になる。なかなか回復しないなど、

社会生活に適応できる状態ではありませんでした。

 

ここでブログが役立つときです。

自分の考えを整理する。発信する。反応がある。

同じような興味や悩みを持ったブロガーと知り合う。

そこから新たな情報が入ってきたり、

新しく興味を持つことが出てくる。

 

ブログで記事を書くことが仕事のリハビリにもなるし、

(ネット上でだけど)コミュニケーションのリハビリにもなる。

 

外に出たり、人と話すことが非常に高いハードルになっている

うつ病患者でもブログならなんとかできます。

 

こんなものが何になると思う方もおられるかもしれませんが、

家に引きこもって何もしないよりは余程マシなのです。

 

おかげでブログだけの効果ではありませんが、

ブログを書き始めた頃よりはかなり良くなりました。

 

その反面、注意しないといけないこともあります。

 

精神的に不安定な状態の中、誹謗中傷を受ける可能性もあるので、

それをスルーしたり、上手く対処できる状態であること。

 

アフィリエイトなどで無理に稼ごうとすると、

精神面で良くないし、悪い意味での負担が掛かること。

 

うつ病が辛いからと言って、自分の主張ばかり書いていても、

受け入れてもらえないし、それは現実社会も同様であること。

 

この3点ぐらいしかパッと思いつきませんでしたが、

社会生活へのリハビリと捉えるならば、

 

リハビリすることが可能な状態までは回復していることと、

社会生活と同様、ブログ上での振る舞いに気を付けることが

大切なんじゃないかなと思います。