うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

焦りは禁物というものの

うつ病の治療に焦りは禁物ということをよく耳にします。

 

うつ病になる人には真面目な性格な人が多く、ついつい焦って無理をしてしまって逆に病気を悪化させてしまうケースが多いというのは、確かに当てはまるかもしれません。

 

そこは重々分かっているつもりなのですが、一方で、職場など周りの環境がいつまでも配慮してくれる訳では無いということに対して、どのように対応すれば良いのか分からなくて困っています。

 

例えば、最近は10月異動の可能性を感じているのですが、実際に現在の人事付けが解かれて他部署に異動となれば、どこまで配慮が得られるかはわかりませんし、得られたとしてもどこまで仕事ができるのか非常に怪しい状態です。

 

私は今の自分では、以前のパフォーマンスの20%程度しか出せないと感じています。

 

これが70~80%出せるのなら、セーブしながらやってみようとなるのですが、20%ではいくらなんでも騙し騙しできるレベルではありません。

 

もし異動になったらどうしよう。早く治そうとして焦っても意味が無いのは分かっていますが、何もせずに異動になっても、容赦なく負荷が自分に掛かってくる可能性があります。

 

それは自分がその仕事をやっても掛かりますし、結果として他の人にやってもらうことになったとしても、何らかの形で精神的な負荷が自分に掛かると思われます。

 

職場や上司に理解を求めると言っても、表面的な理解が得られれば良い方で、なかなか精神疾患に対する理解というものは進んでいないのが実態です。

 

うちの職場では産業医でさえも理解できているのか怪しいレベルです。片手間にやってるだけだからかもしれませんが・・・

 

人事にはまだ十分にパフォーマンスを出せる状態では無く、再発の可能性も主治医から指摘されていることから、10月の異動は再度休職になるリスクも高く、不安が強いということを伝えています。

 

ただ、人事としては各部署や現在の休職者、今後産休などで休む予定の人などの状況を総合的に考えていく必要があり、私のためだけに人事案を考える訳ではありません。

 

なので伝えることはハッキリと伝えさせてもらって、あとはどこまで配慮してもらえるのかを待つのみです。

 

そして、それと同時に10月異動になった場合に耐えられる状態まで持っていきたいとも思うのですが、焦って治るぐらいなら、すでに治ってますよね。

 

常に不安は付きまといますが、これまでどおり、少しずつ頑張るようにしていきたいと思います。