うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

腱鞘炎の薬を飲んで感じていること

 先日、病院で腱鞘炎と診断されて飲み薬4種類と湿布1種類が処方されました。飲み薬はそんなに種類いるのかと説明書を読むと、痛みや炎症を抑える薬が2種類、胃薬が2種類でした。

 精神科で出された薬でさえも多い時で4種類だったのに・・・もともと医者嫌いなところがあって、必要以上に薬を出されたと感じてしまうと、ちょっと信用できなくなっちゃう自分がいます。

 薬価はそんなに高くなく、1週間分で1,000円ほどだったので、まぁ仕方ないかなぁと思ったのですが、そのことではなく、薬の効果について感じたことをメモ代わりに書いておこうと思います。

 薬を使ってから、手首の痛みはほとんど感じなくなりました。ビクビクしながら日常動作を行っていたので、それについては本当に助かっています。

 でも、手首の違和感は続いたままです。たまに筋がズレるというか、引っかかるような感覚を覚えます。

 肝心の炎症はまだ十分に収まっていないのかもしれません。力も十分に入らないし、細かい作業が少し難しくなっている気がします。今日はハサミやカッターを使ったり、ボタンを留めるのが難しく感じました。

 これって比較がしにくい部分もあるのですが、うつ病で出されている薬にも似たようなことが言えるのかなと感じました。

 薬が無いと日常生活さえもままならない。薬が出されて、何とか日常生活が可能になる。かばうような動きも減る。ただ、それイコール治ったという訳では無く、脆くなっている部分はすぐには治らない。必要以上に負荷を掛けてしまうと痛みは薬で軽減されていたとしても物凄いダメージを受けている。

 あくまで個人的な感覚で書いているのですが、抗うつ剤というのは鎮痛剤に似ている気がします。

 薬で根本的に治療できるわけじゃない。生活を送れるレベルまで状態を引き上げながら、身体や心を休めて、負担が掛かるような考え方や生き方を見つめ直して、再発を防止して、じっくりと治していく。

 薬は最終的には減らしていけるのがもちろんいいですが、上手に活用しながら、薬だけに頼ることなく、自分や周りの人間と共にじっくりと治していけるのがベストなんじゃないかなと感じました。