うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

大規模な歓送迎会はまだまだ厳しい

 今日は歓送迎会でした。50人程度の規模だったのですが、少人数での飲み会ならともかく、この規模になるとまだまだ厳しいということを思い知らされて返ってきました。

 もともと話しやすかった友人でさえも、なかなか上手く話せる状態じゃないのに、普段は職場のフロアも違って、話す機会も無い人と会話を楽しむことは、現時点では難しいなぁと感じました。

 私は話が上手な方という訳では全然無いのですが、以前はこういった飲み会の場は何となく楽しむことができていました。いろんな人達のところに回っていって、上司や、普段話すことのない人にも挨拶に行ったりと、ごく普通のことかもしれませんが、それをごく普通にできてはいました。話をする良い口実とか機会とも思っていました。

 今の状態では、話に来てもらったとしてもちょっと厳しいくらいです。じゃあ、何で参加したのかと言われれば、職場でのこういった場には参加できるのなら、できるだけ参加するべきと考えているのと、もうちょっと上手にコミュニケーションが取れるようになっているかと思っていたからです。

 でも、今日のことを振り返ると、自分がいてもいなくてもそんなに大きな影響はないのに、得られたものは少なく、みんなは楽しめているのに自分は楽しめないということに改めて気付いたショックが大きかったです。

 うつ病からの復職を成功させるには、周囲の理解がとても重要だと感じていますが、普段は顔を合わせない人たちまで参加する規模の飲み会などに参加するのは、十分に回復していることを確信できている状態になるまでは、積極的には参加しない方が良いのかなと思いました。

 お酒が飲めないのも大きいかもしれません。酔ってしまえば、もっと適当で力の抜けた状態でコミュニケーションができるかもと思ったりします。

 お酒はプライベートでは今の状態でも少し飲むことがあるのですが、職場での飲み会の席では控えるようにしています。治療中であるということを周りに示すためでもありますし、翌日に仕事がある場合は、体力的に持たないというのもあります。

 今日のことは、同時に普段のメンバーに恵まれているということでもあります。思うようには話せないものの、普段は職場で話をするのに厳しいと感じることは少ないからです。

 次は、夏にある2泊の宿泊を伴う研修が自分にとっての試練です。職場からの参加者は私一人で、見知らぬ人たちと相部屋で過ごさなければいけません。

 本来なら楽しいと感じていたと思うのですが、今は不安が大きいです。きっと終わってしまえば最悪でも暗い人ぐらいで終わっているんですけどね。

 せっかくの機会なので、良いコミュニケーションを取りつつ、人脈作りもできるようになっていたいなと思います。