うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

うつ病は薬無しで治せるのか⑤ 薬無しの治療に対する主治医の見解

※この記事は私自身のうつ病の治療について書いたものであり、薬を飲まないことを推奨するものではありません。私がうつ病を再発したのは、医師の指示に従わず薬を飲まなくなったことが原因の一つとも考えられるので、主治医の指示には必ず従うようにしてください。

 

前回の記事 

for-happy-life.hatenablog.com

  今日は診察日だったので、薬無しで治療するにあたって気になっていることについて、主治医の見解を尋ねてみました。私の勝手な見解については前回の記事のとおりです。

 主治医の見解についても今日の診察時の話の内容をまとめた形になるので、主治医の真意とは異なる可能性がありますが、私が受け取った内容としてはこれから書くとおりです。

1.双極性障害の疑いについて

 最初のうつ病発症時の回復期から再発するまでの間に、躁転と思われる行動や状況は見受けられるが、抗うつ薬によるものと考えられ、診断としてはメランコリー親和型の性格と職場のストレスによる、典型的なうつ病であると考えている。

2.今後の投薬について

 

 現在は薬無しで体調や精神状態のコントロールができており、仕事の状況や職場の人間関係にも特に問題が見当たらない。(私個人としてはいろいろと業務に支障は出ていると感じていますが、危機的な状況ではないという意味だと思われます。)

 再発を防ぐために薬を飲んでおくという方法もあるが、薬を飲み始める過程と、減薬する過程で負担が掛かること、減薬するタイミングの見極めなどが難しいことから、現在のまま薬無しを継続する。

 ただし、体調などに異変があった場合は、再発に至る前に薬に頼って、再発を防止、あるいは悪化を最小限に食い止めたい。

3.薬を飲まないことで回復が遅れないかという不安について

 再発を防止していくには、今の自分の体調や精神状態を正しく把握し、油断せずに精神療法や運動療法をしっかり行っていくことが大切。

 薬を飲むとどうしても、本当の今の症状というのがわかりにくくなってしまったり、薬で持ち上げている部分に気付かずに無理をしてしまいがちになる。(回復の早さについては触れず)

主治医の見解に対して感じたこと

 

 想像していたとおりで特に驚きはありませんでした。3.で回復の早さについて触れなかったのは、恐らく薬を飲んでいるほうが早く回復はするけど、実際の自分の回復度合いを見誤って、精神療法等が疎かになり、再発する危険性も高まるということを暗に言いたかったのかなという印象を受けました。

 薬の出し方について尋ねることは、治療方針について文句を言っているように捉えられることが心配だったのですが、そのあたりは主治医がどのように感じたのか少し気になります。

 薬なしで、精神療法や運動療法などで治していくということがハッキリしたので良かったです。

 薬を飲むなら、飲むなりの治療の大変さが、飲まないなら、飲まないなりの大変さがあると思いますが、主治医を信じて頑張っていこうと思います。