うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

職場での人間関係

 復職したころは毎日職場に行くことで精一杯だったので、あまり意識はしていなかったのですが、職場を観察していると、飲みに行ったり、旅行に行ったりと様々な人間関係があるようです。

 どんな組織でもそうですよね。人が集まれば、人間関係が作られていくのは普通です。でも、うつ病と闘っている間に、取り残されているように思います。

 私はと言うと、最近はごく親しい人には誘ってもらうなどして、ご飯に行ったりするようになりましたが、家族持ちとはいえ、周りの頻度と比べるともの凄く少ないです。正直なところ、周りを見ていると羨ましいです。

 じゃあ、もっと機会が増えたら良いと思っているかというと、そんなに単純では無く、誘ってもらっても、負担に感じて困ってしまうことも多いです。やっぱり今の精神状態では、ごく親しい人と無理のないペースでしかお付き合いできなさそうです。

 実際に、基本は全員参加するような歓送迎会などは、以前のように楽しみなイベントではなく、負担に感じていますし、2次会があったらどのようにして帰るのかばかり考えています。でも、みんなが行くってなっているのに帰るのもそれはそれで負担で・・・

 結局のところ、みんなとの付き合いを楽しめるような状態ではないので、誘われても負担だけど、誘われないと寂しいし、それはそれで孤独に感じてしまうという、なんとも言えない状態なんだなと感じています。

 うつ病を治療しながら働いている方は同じように感じている方が多いのではないかと思っています。みんとな明るく楽しめるなら楽しみたいですよね。

 以前は、職場外での付き合いもあるし、職場内で広く付き合うのも時間などに限界があるので、付き合いが減ったらいいのにと思っていた時がありました。

 今は予定は空いているのですが、空けておかないと身体が持たないし、誘われてもごく限られた条件でないと楽しめない。でも、本心では自分なりに人間関係を持ちたいと思っているんだろうなと思います。

 うつ病の治療には、家族や親友を中心とした人間関係が大きな影響を与えるように感じています。職場における精神的負担も、職場の人間関係によって大きく影響するように思います。

 それは間違いない。でも、それをどうやって作っていけばいいんだろう。本当に実力があったのかは別として、仕事の評価が高く、行動力にあふれていた昔と同じようにはいかない。今の自分にどうやったら居心地の良い人間関係を職場に作っていけるんだろう。

 やっぱり答えは見つからないのですが、飲み会などの定時後の付き合いはまだまだ負担が大きいので、挨拶にしても、少しした対応にしても、業務時間中のコミュニケーションから試行錯誤しながら、少しずつ意識して取り組んでいきたいと思います。