マネックスの決算発表
今日、集中的に投資しているマネックスグループの決算発表ががありました。仮想通貨交換業のコインチェックを買収した会社であり、私のメインの証券口座がある会社でもあります。
コインチェックの買収が発表されてから、買い集めていて、6,000株ほどになっているので、私の投資規模からすると久しぶりに少し資金が集中している形になっていたのですが、結果としては成功だったと言えそうです。
発表の中で気になった点について書いてみたいと思います。(ここでいう今期とは平成29年度の業績を指します。)
・マネックスグループの収益力について
前年度と比較すると、飛躍的に伸びているのですが、それまでがあまりに業績が悪かっただけで、今期においても、競合他社と比べて、収益力が高いとは言えない程度の業績でした。それでも十分に良くなってきています。
お荷物になっていた米国セグメントが黒字化していて、金利上昇により更に収益の向上と安定が見込まれること、日本セグメントにおいて、システムの内製化が終わり、これからその成果が本格的に出てくること、ベンチャー企業への投資による利益やシナジーが今後も見込まれることから、今後も期待できる状況にはなってきているように感じています。
また、ここ1か月ほどは非常に注目され、知名度も上がっているので、今後の口座数の獲得などにも良い影響を与えているのではないかと期待しています。
・コインチェックについて
今期の業績が営業利益ベースで500憶を超えていたこと、また、NEM流出事件後の2月と3月の業績でも黒字というのは、業績面としてもですが、それが開示されたこと自体もサプライズだったと思います。
業者登録にはマネックスのこれまでの実績?を考えると、2か月よりも掛かるのではないかと踏んでいます。
今後、業務の全面再開がなされれば、足元よりも収益力はピーク時ほどではないにしても、かなり回復するはずですし、手数料率は下がっていくと思われる反面、顧客層の拡大はこれからも期待できると思います。
これからの売買方針については、基本的には売り時を見ながら株価が上がるにしたがって少しずつ手放していくスタンスですが、状況次第ではさらに買い足す可能性もあります。ただし、4月の口座数等実績が発表されるまでは売却はせず、様子見の予定です。
需給を見る限りでは、明日はまだまだ上がると思います。久しぶりに株で勝負して勝ったかなという感じです。
本当はもっと買いたかったのですが、大きくリスクを取れなかった辺りは、少し弱気になったなぁという気がするものの、他の銘柄を多少手放してでも、マネックスへの投資を判断したという面では正解でした。
明日からもどうなるか楽しみです。