うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

久しぶりの更新(近況報告)

 ご無沙汰しております。前回の更新から随分と時間が経ってしまいました。過去記事を見ると、前回更新したのが62日前だったので、2か月も空いていたことになります。

 この2カ月の間、途中までは順調に仕事もこなせていて、体調も安定していたのですが、先月に突発的に業務量が激増して、深夜残業が3日間続いた時にダウンしてしまい、現在は休職中です。

 3日だけの残業だったら何とかなったかもしれませんが、1カ月間ほど休みなしで深夜残業が続く見込みだったので、結果としてはどのようにしてもどこかでダメになっていたんだろうなぁと思います。

 もうすぐ復職なのですが、今は業務量がまた落ち着いてきているようだとはいえ、今の私の状態できちんとやっていけるかは不安があります。

 職場の管理職の方は、焦らずに無理しないようゆっくり休んでから出てきてねと、やさしい言葉を掛けてくれていることが救いですが、他の人はどう思っているかや、復職してどのような態度を取られるか不安ですし、1カ月ほど休んでいて、タダでさえギリギリやっていた状態だったのに、そこまでも回復していないんじゃないかというのが実感で、活躍したい、みんなの助けになりたいという気持ちはあるけど、無理はできないし、また迷惑掛けてしまうかもしれないという怖さばかりです。

 休職はこれで3回目。2回目の休職から復帰して1年半ほど、本当に地道に少しずつ回復してきて、なんとか仕事もこなせてやってきていたのですが、あっけなく再度休職になってしまい、わずかに積み上げてきた自信や希望も崩れてしまいました。

 ただ、打ちひしがれているだけではどうにもなりません。また、少しずつでも積み上げていかないといけない。正直なところ、どうしたらいいのかわからなくなってしまっているのですが、今できることは何かを自分に問いかけて、支えてくれる周りの方々に感謝しながら、無理をせず、そして再発を防ぐことを何よりも優先させて、再び前に歩んでいけたらなと思います。

休職から復職へのハードル②

 昨日、うつ病で休職している友人から相談を受けて、感じたことを書いたのですが、その後に違和感を感じていました。

 私が苦しい時に凄く助けてもらった友人なのに、内容が少し辛辣だったからかなと思っていたのですが、1日経ってその正体が少しずつわかってきました。

for-happy-life.hatenablog.com

  友人と話をしている中で、「自分はもう復職できると思っているけど、主治医がそれを認めてくれない」「職場の人事には迷惑を掛けたくないので、異動に関して自分のことは配慮はいらないと伝えようと思っている」という発言に強い違和感を感じていました。

 これが自分はまだまだ回復していないので、全面的な配慮が必要と言っているのであれば、少し安心できたのですが、私から見て以前の状態からはまだまだ程遠いのに、そのことについて向き合えず、強がっている部分に危なさを感じたのです。

 自分が正常な状態では無いこと、周りの助けが必要であることを認めることは、復職を目指すにあたって非常に大切なステップだと思います。

 復職すれば、日常生活で受けるストレスは大きく増加し、それを主治医や本人がコントロールすることが難しくなります。毎日、家で好きな時間に起きてゆっくり過ごせるのと、決まった時間に起きて通勤するというだけでも大きな差があります。

 その上で、仕事自体の負荷もあります。復職のトレーニングに勤務時間に集中して本を読んでみるとか書かれているのを見たことがありますが、そんな楽な仕事は滅多に存在しません。

 自分が仕事をこなすことも大きな負荷ですが、負荷を軽減してもらったとしても、それはそれで周りに気を使って精神的に消耗したりもします。

 周りの人たちが楽しそうに談笑しているのに、自分は思うように入っていけなくて、疎外感を感じることもあります。

 私自身は復職というのは1つの壁なのではなくて、いつまで乗り越えても終わることのない無数の壁でできているように感じています。

 実際のところは、健常者にとっても同じなんですけどね。ただ、ハンデを背負っている分、誰もが簡単に乗り越えられるような壁さえもとても高く感じます。

 休めるものなら休みたいし、仕事を辞められるものなら辞めたい。でも、家族を養わないといけないし、仮にそうじゃなくても収入を得て生きていかないといけない。

 仕事なんて無理しなくて休めばいいとか、辞めても生きていけるという話もよく聞きますが、その辺りを踏まえたうえでの話なら、心に入ってくる部分もありますが、そうで無いなら無責任な言葉にしか聞こえません。できるんならやってるよと言いたい。

 どうしようもなくなったら親などに頼るしかないんですけどね。それは本当に最後だと思っています。

 話が脱線してしまいましたが、復職というのはそれ自体は困難でも何でもないけど、その後に治療と並行して再発せずに続けていくということは非常に大変なことです。

 自分自身が正しく自分の体調や状態を把握し、自分でどうしようもできない部分は周りのフォローが受けられる環境が整っていなければ、復職しても再発するリスクというのは非常に高いと思われます。

 周りが気を付けてフォローしてすれば良いといっても、それは理想論だと思います。それぞれが自分の仕事で精一杯ですし、正しく自分の状態が把握できていない状況では、自分自身を守れないし、守ってもらうことも難しい。

  仕事は遊びではないし、学校や部活でもありません。周りは理解してくれようとするし、フォローもしてくれていますが、病気であろうと障害があろうと甘えられない部分があります。復職してからそのように感じることも多々ありました。

 だからこそ、今の自分の脆さを認めて、正しい自分の状態を把握する、周りにどのような配慮が必要なのかを発信して職場と調整していく、今の自分に足りない部分と向き合って、どのように補っていくのかを考えていく。これらのことが、寛解していない状態で復職するにあたっての最低条件であると思うのです。

 

休職から復職へのハードル

 先日、うつ病で休職している友人から、復職についての相談を受けました。3カ月ほど仕事を休んでいたものの、現時点では復職への目途は立っていない状況です。

 本人は復職できる程度にまで元気になったと主張しているものの、医師からはまだ復職はできないと言われて、少しショックを受けているようで、なかなか復職できないことに焦りもあるようでした。

 生活リズムもある程度保てていて、趣味(スポーツ)は相当程度こなせているようです。それだけに復職できないこともショックでしたし、そのまま休職したまま趣味をすることも精神的にかなり辛いと言っていました。

 私が本人と話して感じた印象は、少しは元気になったとは思うけれども、寛解に至っているとは言い難く、うつ病を発症した以前の環境に戻された場合、周りが配慮したとしても、十分なパフォーマンスは発揮できないように感じました。 

 ましてや、人間関係が原因でうつ病を発症している以上は、周りの配慮もいつまで続くのか、どの程度配慮してくれるのかも怪しいところです。また、人間関係以外の面では負担が軽い部署なので異動させれば解決という訳でも無く、本人は異動になっても不安が大きいと感じているようです。

 ごく親しく話しやすい人と少し話したり、ゆっくりしたペースで日常生活が送れているだけで、話をする中での受け答えにも精神的な脆さや仕事に対しての不安が相当強いことを感じました。

 職場に迷惑を掛けてしまっていて、これ以上休んでいては更に居場所が無くなっていくという気持ちが強いようです。

 この気持ちは十分にわかるつもりです。日々何も出来ずに休んでいることがどれだけ辛いことか。実際のところは、同じ部署でもない限りは誰かが休んでいて迷惑が掛かっているなんて思う人はそうそういないというか、そんなこと考えている余裕も無いですし、同じ部署の人でも、確かに一定の負担が発生して大変というのもあるものの、多くの場合は純粋に心配してくれていたりするもんです。

 こういった部分は、うつ病になるまでの人間関係や信頼が大きく影響します。あの人がこんなことになるぐらいだったら大変な状況だったに違いないとか、どうせあの人はいつもあんな感じで逃げてるでしょとか、決めつけに近い評価をする人はかなり多いです。

 本人が十分に回復したと思っていても、実際にはまだまだ回復していなかったり、再発のリスクが高かったり、パフォーマンスを以前のように発揮できなかったりするケースは多く、それでまた休職となれば、職場にとっても本人にとっても辛い結果になってしまいます。

 医師からは趣味に逃げているという指摘もあったようです。私の目から見ても、確かにそのように感じる部分もありました。趣味をしている時はとても休職している人間には見えません。ある程度回復してきて、興味を持てることをこなせるようになってきたら、現実と向き合いながら厳しいリハビリをして、仕事に適応していく努力も必要になります。

 このことは精神疾患や障害を抱えておられる方のブログを読んでいてもよく感じることです。再発防止や回復が最優先なのは言うまでもないですが、治療と甘えの境界線がおかしくなっているんじゃないかと思うことがあります。

 いろんなところで、精神障害者の雇用制度が整備されていないのが間違っているとか、そういった意見も見聞きしますが、実際は雇用制度が整備されたところで、障害者雇用であろうと、そうでなかろうと、基本的には賃金に見合ったパフォーマンスが出せない場合は、精神的には非常に辛い立場に立たされると思います。

 それをどうにかするためには辛くても病気や障害を抱えながらも工夫や努力をして、そのギャップを埋めていく必要があります。

 急性期にある方は休養が全てにおいて優先されますが、それを抜けて回復期にある方で休職している場合は、そのことに向き合えない事には前には進めないようにも感じます。

 甘えなのか、本当に無理なのか、傍から見ていても実際のところはわかりません。でも、本人さえもわからなくなってしまうケースも多々あるんじゃないかと感じています。もちろん、逆に本当は無理なのに、本人が甘えだと思って無理しちゃうケースも多いと思います。

 職場にも受け入れ態勢を整備してもらってハードルを下げることも重要ですが、今の自分の状態を把握して、受け入れて、少しずつハードルを飛び越えられるようにリハビリをしていくことの両面が復職を成功させるためには必要だと感じています。

 私自身もまだ復職が成功したと言えるほどの期間も経っていなければ、十分に回復したわけでも無く、治療もまだまだ長い期間続いていくと思います。

 友人とは綿密に連絡を取りながら、意見を押し付けることなく、一緒に考えていけたらなと思っています。

うつ病患者の宿泊研修

 先日、2泊3日の研修に行ってきました。4月に人事付けが解かれて、8月に宿泊を伴う研修があることを知らされ、関連会社が集まるとはいえ、当初は自分一人での参加はとても不安に感じていました。

 4月の時点では、毎日職場に行くことだけでも負担だったのに、知らない人たちが集まる場で3日間も過ごすことなんてできるのだろうかと。

 最近は、忙しくないから何とかこなせているものの、やはり以前と比べると仕事のパフォーマンスは低く、何をするにしても強い不安を感じて消耗している状態ではありますが、現在の部署の仕事にも少しずつ慣れてきて、宿泊研修についても不安も感じつつ、少しですが楽しみという感覚も出てきていました。

 なんといっても、3日間も仕事を空けて、研修を受けさせてもらえるのですから。以前の自分の感覚で言うと、経費で旅行?に行かせてもらって、今後の仕事に役立つかもしれない人の繋がりも作れて、昼間は勉強させてもらって、それで仕事したことになるのだから至れり尽くせりです。帰ってきたら仕事が溜まって大変ではあるんですけどね。

 つい2か月ほど前の私だと、研修をこなせて帰ってきただけで100点満点だったのですが、自分にとっても研修の意義である、知識などを得るだけではなく、人の繋がりを作ってくることが大きな目標になっていました。知識なんて本を読めば得られるけど、人の繋がりというのは独学なんかでは得られないですからね。

 研修は普通に受けて帰ってくるだけという意味では問題無くこなせました。最低限の人の繋がりも作れたと思います。欲を言えば、もっと広く深く交流したかったのですが、今の私の状態ではそれは難しかったようにも思います。

 日々の研修のカリキュラムが終わってから、飲んだりしながら話をしたりして、情報交換や繋がりを作っていくというのが宿泊研修の良いところだとは思うのですが、人と話すことが負担に感じたリ、疲れてしまって早々に寝てしまったりと、そういった部分でまだまだ難しいなと思う場面がありました。初日は1時まで起きて頑張ってたんですけどね。

 正直なところ、研修以外の部分がきちんとできれば研修の内容はどうでもいいぐらいなんです。そんなこと、あとから勉強すれば良いし、分からない部分も質問すれば研修後でも教えてもらえますし。それが良いのかどうかは別として。

 でも、研修の日程をきちんとこなして、今の自分なりには関係が深いところにはきちんと挨拶や話をして、顔を覚えてもらったと思うので、自分にとっては自信になったし、有意義な研修になりました。4月の時点から考えると、かなりの進歩です。

 まだまだ課題はありますが、また一つ大きな壁を乗り越えられたと思います。無理はしないように心掛けながらも、これからも少しずつ前進していきたいです。

近況報告

 お久しぶりです。ブログ更新できていないなぁと思いながら、たぶん1週間以上が経過しました。

 書きたいネタが無いのではなくて、毎日更新できているうちは、ちょっとしたことでも書けるのですが、時間が空いてくると、何から書こうとか、しっかり書かなきゃとか、余計な事ばかり考えて、全然進まなくなってしまっていました。

 仕事のこと、パソコンやスマホを買い替えようか迷っていること、最近マッサージのお店に良く行っていること、遊びや飲み会に誘ってもらいたいくせに誘われたらしんどくて断ってしまうことなど、少しずつ書いていけたらなぁと思っています。

仕事のこと

 最近は、毎日仕事に行くこと自体は当たり前のようになってきました。その一方で、パフォーマンスを思うように出せない焦りや怒りのようなものを感じるようになってきています。

 復職したころは、ほとんど何も仕事をしていなくても、それだけで精一杯だったし、自分の中でも十分だと思っていたのですが、やはり認められたいし、自分がイメージしたように動けるようになりたい。

 なんとか仕事はこなせていますが、自分はこんなもんじゃない、もっと出来たはずとう気持ちがどうしても出てきてしまいます。

 主治医からは「とにかく欲を出さないこと」と言われています。まだ全然治っていないのに無理をして再発を繰り返す人が多いからというのは良く理解しているつもりなのですが、なかなか感情をコントロールしていくことって難しいですね。

パソコンの買い替え検討

 このブログを書くのにも使っているノートパソコンの動作が遅くてストレスなので、パソコンを買い替えようか検討しています。

 5年ほど前に、旧モデルのものが安くなっていたのを買ったので、6年ほど前のものになると思います。Win10を入れたあたりから急激に動作が遅くなった気がします。

 買い替えなくても、動作を軽くする方法はいろいろあるはずなので、すぐに買い替えるんじゃなくて、あまり予算を掛けずにいろいろ対策してみてからでもいいのではと思ったりもしています。急がないのでゆっくり検討します。

スマホの買い替え検討

 今の端末を買ってからまだ1年も経過していないのですが、買って早々に落として、画面のガラスが割れている状態です。液晶は大丈夫で、問題無く使えてはいるものの、毎日使っているとテンションが下がってしまいます。

 今の機種の次のモデル(zenfone4)がもうすぐ発表されるので、価格などをみてから買おうかどうか検討しようと思います。

 前回は個人輸入で購入しましたが、現地調達が端末自体は一番安く買えるので、台湾に買いに行けたらなぁとか思ったりしています。

 あまり長く書くと疲れてしまうので、今日はこれぐらいにして、また少しずつでも更新していけるようにしたいです。では、おやすみなさい~

 

ポケットカードの公開買付け

 今日、ポケットカード株式会社に対して、ファミリーマート等による公開買付けのプレスリリースがありました。

株式会社GIT及び株式会社ファミリーマートの完全子会社による当社の株券に対する共同公開買付け(予定)に関する意見表明のお知らせ

 ポケットカードは請求時1%offという衝撃的なクレジットカードを取り扱っています。100万円使っても99万円しか請求が来ないというカードです。

 ポイントが貯まったり、特定のお店で割引が受けられるクレジットカードはよくありますが、請求が割り引かれるというのは私は他には知りません。

 私も以前は1%offに加えてポイントも結構貯まる、ポーラスターカードというクレジットカードを持っていましたが今は廃止されています。普通に1%offのP-Oneカードというのは今も持っているかもしれません。最近はファミマカードを強く推しているようです。

 1%offはポイントを貯めて、有効活用するのが面倒という人には知っておいて損はないカードだと思います。

www.pocketcard.co.jp

 公開買付開始は平成29年11月ごろを予定、買付価格は1株あたり1,072円とのこと。今日の終値が724円なので、350円程度のプレミアムがあります。

 優待目的で200株保有していましたが、明日以降は買付価格に鞘寄せしていくと思われるので、状況にもよりますが1,050円以上になれば売却する方針です。公開買付に参加しすれば1,072円で確実に売れるのですが、なんせ手続きが面倒なので、いつも市場で売却しています。

 最近は、新たに買いたい銘柄がいくつかあったのですが、資金が無くて買えない状態が続いていたので、資金を確保するちょうど良い機会になりそうです。

やっぱり仕事での調整が上手くできない

 最近は、少しずつ症状も改善してきていて、友達と会ったりすることも楽しめるようになったり、出掛けていく頻度も増えてきています。

 仕事でも今のところ忙しくないからとはいえ、問題無くこなせているように思います。実際は、忙しくも無いのに、こんなに負担に感じているようじゃ、忙しくなったときはどうなるんだろうとビクビクしています。

 先日の日記の中でも、仕事は全般的になんとかやっているけれども、仕事の中での調整事が負担に感じると書きました。

for-happy-life.hatenablog.com

  会議やイベントの準備、あるいは主催側じゃなくても自分が出ずに上司などに参加してもらう会議などでは、事前に様々な調整が必要になります。

 今日は、主催側ではない会議で上司に参加してもらう会議が近々あるのですが、当日の役割等についてきちんと把握できておらず、それを確認したり調整したりするのがしんどく感じて、あまり確認できていないまま上司に報告したところ注意を受けました。

 こんな情報だけで会議に出ろって言われたら不安じゃないか?自分が出ないからって、別にいいやって思っていないか?と言われてしまいました。

 そんなつもりは無かったものの、自分の中で調整するのがしんどくて、結果としてそうなってしまったのは事実です。

 新人さんが注意されるようなことを指摘されて、凄く情けない気持ちになったと同時に、私が心理的に大きな負担を感じていることはなかなか理解してもらえないなと思いました。

 相手が困っても良いからそうしたんじゃない。自分が相手が困らないようにすることのハードルが非常に高かっただけなのです。でも、結果は同じ。自分でも上司への配慮が足りなかったと思います。逆の立場だったら不安だと思いますし、最悪の場合は確認や調整不足のために信頼を失うこともありえます。

 ここで、調整するのはしんどいって言ってしまうとどうでしょうか。ほぼ間違いなくワガママだとしか思われないはずです。じゃあ代わりに調整しておくよ!とはなかなかならないですし、してもらえたとしても逆にしんどくなってしまいそうな気がします。

 勤務評定の面談などでそれとなしに伝えていこうとは思いますが、私が感じている世界を、理解してもらうのは非常に困難だと思います。少なくともうつ病になる前の自分だったら理解は絶対にできなかった。

 それでも、理解してくれようとする人が周りにたくさんいてくれることは本当に支えになっています。

 調整が大変に感じるのは、その時々で常に完璧に調整できていないといけないと考えてしまうのが原因なのですが、実際は完璧に調整できていないくてもなるようになったり、逆に完璧に調整できていたとしても、あとから変更になることなんて多々あるので、やるべきことをしたら割り切っておけば良いはず。

 以前から調整事は得意では無かったのですが、なんとなくできていたと思います。会議にしても他の仕事にしても、予定調和で進むことはありえません。

 今の時点でできることをして、状況が変わったり、新たに情報が入ったら、その時点で柔軟に動いていけば良いはずなのです。

 なので、ひょっとしたらあれこれ考えず、今日みたいに注意されても、テヘペロみたいな感じで、すぐに再度調整して報告したら、全然問題なく、上司も特に何も思わないのだと思います。

 今日注意されたことも、自分だけ引きずっているけど、上司はまさかそんな風に思っているなんて想像もついていないような気がします。

 今は、あらゆる失敗を恐れて、やる前から踏みとどまったり、やってみてちょっと注意されたらダメージを受けて踏みとどまったりしているのが現状です。

 そのために仕事のスピードは遅くなるし、ただでさえストレスに弱い状態なのに、何でもないようなことでストレスに感じたりしています。

 このループはどうやったら抜け出せるのかな。そうそう簡単には解決できなさそうです。とりあえず、一歩だけ進めてみる、ダメだったらすぐに立ち止まったり、戻ることを心掛けてやってみようと思います。