Gベクタリングコントロールを体験してきました
先週の週末、ディーラーに行ったついでに
マイナーチェンジしたアクセラの試乗をしました。
新しく搭載された技術、
Gベクタリングコントロールを体験するためです。
リンク先を読んでみても、
エンジンでシャシーを制御するとか、
凄く難しそうなことが書かれていますが、
エンジンを精密に制御することで、
運転手には気付かないほどのレベルで、
加重をコントロールして曲がりやすくする
みたいな技術で、その結果、
1.思ったとおりに曲がれる
2.運転の疲労が軽減される
3.車が安定し、安心感が高まる
といった効果があるとのこと。
多くのドライバーはカーブを曲がるときに、
一度これくらいかなとハンドルを切るものの、
そのイメージと実際の車の挙動に差が生じるために、
微妙な調整を常にしているそうです。
そして、それが長時間続くと疲労も蓄積されていきます。
試乗ではワインディングと言えば聞こえはいいですが、
くねくね曲がった道を走らせてもらえました。
エンジンはアクセラに新しく設定された、
1.5Lのディーゼルエンジン。
私の乗っているデミオと同じエンジンです。
アクセラの方が少しトルクが出るように設定されています。
デミオでは素晴らしい動力性能を発揮していますが、
アクセラは車重が重いために、
スポーティーな感じはあまりないです。
でも、普段乗りには十分過ぎるほどに走ります。
直線を走っている感じでは、
ここではGベクタリングの効果があるかは良くわかりませんでした。
そして、くねくね道へ。
ディーラーの人の話によると、
曲がるときにわからない程度に
加重が前に掛かるように制御されるらしいです。
確かにそうであれば、
前輪に加重が掛かって曲がりやすくなるのは、
理論的に理解できます。
あまり期待はしないまま、
これくらいかなとハンドルを切りながら、
カーブを曲がり始めます。
あれ?ハンドルを切った分だけちょうど曲がった!!
文章にしてみると物凄く当たり前のようですが、
運転していて、カーブを曲がる時って、
必ずと言っていいほど微調整しているもんです。
これは試乗してハッキリと気付きました。
良い意味での違和感があります。
奇妙なくらい思い通りに曲がってくれます。
昔乗っていた、RX-8も思い通りに曲がってくれたけど、
それとは少し違う思い通りです。
こんなすごい技術をさりげなく搭載してしまうあたりが、
私がマツダを大好きな理由でもあります。
マツダ車に対して良いイメージを持っている人は
以前よりも増えたとは思いますが、最近は本当に凄いです。
デザインも内装も、走行性能も、燃費も。
実用性だけは微妙ですが。。
機会があれば一度試乗してみて欲しいくらいです。
きっと驚かれると思いますよ。