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うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

うつ病はサボり病なのか? うつ病患者の意見と注意点

うつ病患者はサボっているだけとか、

ネットに書かれていたり、そのように言う人がいます。

 

うつ病患者の私としては

全くサボっているつもりはありません。

むしろ、うつ病になる前よりもかなり必死です。

一日でも早くこの状態から抜け出したい。

 

 

うつ病の症状として、

病名から「憂鬱なだけ」と

思っている人も多いかもしれませんが、

 

思考力や意欲低下に留まらず、

疲れやすく回復しにくいといった身体症状など、

日常生活や仕事、学業においても深刻な影響が出る病気です。

 

www.cocoro-h.jp

 

疲れやすく回復しにくいと簡単に書きましたが、

何もしなくても疲れていくようなレベルです。

酷い時は寝る以外は何もできる状態ではありません。

 

最近は少しずつ回復してきていて

行動量も増えてきました。

でも、以前と比べると何もできていないのに等しいです。

 

でも、何もせずに過ごして生きていきたいわけでは無いです。

 

昔の自分から見たら、

そんな生き方は退屈だと思うような今の生活を

自分自身でも心から認めてあげられず、

孤独に必死で戦う毎日です。

 

やっぱり元気な状態で、仕事もバリバリこなして、

みんなから信頼され、喜んでもらえて、

昇進して、給料も上がっていって、

 

遊びも好きなことをたくさん詰め込みたい!

仕事も遊びもたくさんのことを経験して、楽しみたい!

というのが、どこまで行っても本音ではあります。

 

そこは体調や精神状態のバランスを取りながら、

焦らずに一歩一歩やっていくしかありません。

 

 

でも、うつ病患者にもサボりの気持ちが出てくることもあります。

逆に何かできると周りが過度の期待を掛けることもあります。

 

自己管理が難しいうつ病患者と、その周りの人は、

そのことをよく意識しておく必要があります。

 

 

具体的にどういうことでしょうか。

 

例えば足の靭帯を断裂して、

歩くリハビリを始めた人がいるとします。

 

初めは100m歩くことは困難かもしれません。

無理して歩くと治療上マイナスにもなります。

 

ここで少しだけなら問題無く歩けるにもかかわらず、

歩くのがしんどいからと言って、

一歩も歩こうとしないのはサボりです。

 

初めは一歩でも二歩でもいいのです。

歩こうとしてできなかったのな仕方がありません。

何かできる状態で何もしないのは自分のためになりません。

うつ病にも急性期を過ぎたらリハビリは非常に重要です。

 

「できそうに見える」のとは違うので注意が必要です。

周りから判断は難しいので基本的には

そっと見守ってあげることが大切です。

 

※急性期には睡眠、栄養、何も考えない環境を作ることが何よりも重要です。

 

 

逆に何とか頑張れば100m歩けるようになったとします。

周りの人は回復を心待ちにしていたのか、

それまで負担が掛かっていたのか、期待しすぎて、

「歩ける」という部分にフォーカスしがちです。

 

なので歩けるようになったのなら、

あと100m歩いてみたいなことを平気で言います。

本人は100m歩いた時点でもうかなり限界なのにも関わらず。

 

「歩ける」のではなく、「何とか100m歩ける」のです。

 

そして、無意識のうちに無理をさせることで、

また病状が悪化することも多くあります。

 

このバランスが非常に難しいです。

痛いとかしんどいくらいなら我慢して走ります。

 

でも、どちらかというと物理的に無理という感覚に近い。

無理すると悪化するのが自分でもわかるから怖さもあります。

 

 

自分や周りの人たちが良く理解し合った上で、

サボり過ぎず、無理し過ぎずにバランスを取りながら、

一歩一歩進んでいけることが治療上理想だと思います。