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うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

初めての精神疾患患者の交流会&勉強会③

うつ病治療のこと

 ①では交流会について、②では主治医の診察をより効果的に受けるためのポイントをテーマにした勉強会のうち、薬に関することについて書きました。今回は診察への準備について書きたいと思います。

 

for-happy-life.hatenablog.com

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  精神疾患で診察を受ける場合、他の病気では診察自体は正確な診断や投薬のためのヒアリングといった意味合いが強いのと比べ、診察自体が精神治療の役割も果たしています。なので、限られた診察時間で出来るだけの効果を得るために準備をすることは非常に大切だと思っています。

 では、具体的にどのような準備をすればいいのでしょうか。大きく分けると2点だけです。1つは日々の記録を整理して診察に持っていくこと、もう1つは家族などの診察に付き添ってもらうことです。勉強会のテキストにもそのようなことが書かれていましたが、同じことを主治医からも言われています。

 1つ目の日々の記録を整理した文書化したものを診察に持っていくことには、日々の生活や仕事で起きた出来事やそれによって生じた体調や気持ちの変化を振り返りまとめておくことで、効率的かつ正確に主治医に日々の状況を伝えられるだけでなく、自分自身で振り返ることが認知行動療法になるというメリットがあります。

 私も診察の時に前回の診察からの仕事や日々の出来事についてまとめて持っていくのですが、どのような負荷に対して、どのような状況になったのかを振り返るのは非常に有意義です。興味や意欲、それに対する実行力がどの程度なのかもわかります。そこで自分の捉え方を見直すこともできれば、今の状況でこれは大丈夫、これはまだ厳しいなどと気付くこともできます。

 主治医は診察の最初に全て目を通して、引っかかるところについて深く掘り下げて話をしていきます。経過の記録のため、カルテに貼り付けて記録に残してくれているようです。

 もう1つの家族の診察の付き添いですが、精神疾患の治療には家族の理解が非常に重要です。家族の理解が得られないために治療に悪影響を及ぼしている人は多いのではないでしょうか。

 私も妻が治療に付き添ってくれるまでは、理解しようとしてくれていたのかもしれませんが、私自身はあまり理解してくれていないように感じていました。付き添ってもらってからは少しずつ理解してくれるようになったと感じています。

 これは悪意があるということじゃなく、純粋にわからないんだと思います。自分自身もうつ病になるまではうつ病に対しての理解はありませんでした。なってみないとわからないです。今でも何故こんなに頭の回転が遅く、判断力や行動力が無くなったのか、普通のことが普通にできないのか、よくわかりません。

 うつ病にはストレスから離れ、安心して休める環境が必要です。休職しても家にいてストレスになるようであれば回復が遅れたり、悪化する危険性もあります。

 投薬や休養、認知行動療法など自分自身での治療への取り組みも必要ですが、身近な家族や友人など理解を得ていくことも治療への大きな一歩と言えると思います。

 診断に付き添ってもらうことで、診察の内容について聞き逃しが少なくなったり、解釈が異なる場合に気付くきっかけにもなります。家族からみた自分と、自分で感じていることのギャップに気付いてもらえる機会にもなります。

 付き添ってもらっても診察料は同じなので、一度も家族に付き添ってもらって診察を受けたことが無い方は、可能な範囲で出来るだけ家族に付き添ってもらえるほうが理想だと思います。

 3回に分けて書いてきましたが、交流会や勉強会は内容もですが、同じ病気で悩んでいる方と知り合えることに大きな意義があると感じました。病気になった経緯や環境は人それぞれで、治し方も同じ方法が良いとは限らないのですが、それでも参考になることは多いです。今後も無理のない範囲で参加していきたいなと思っています。