うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

ソーシャルレンディングへの投資近況

 金利による利息収入を得ることと、投資先の分散による全体リスクの軽減を図るために、ソーシャルレンディングへの投資を行っています。

 以前にソーシャルレンディングの今年の投資方針について、海外のローン債権などに投資するクラウドクレジットを中心として、他に国内を対象とした業者1つか2つだけを残したい、と書きましたが少し方針を変更することにしました。

 しばらくの間は主要株主が伊藤忠マネックスなどで信用ができる、クラウドクレジットだけでの投資にすることにします。

 きっかけはみんなのクレジットの行政処分です。投資したお金が返ってこなくなるという覚悟をしていましたが、結果としては無事に帰ってきました。

 私の予想ではこの業者はあと2~3か月でもうダメなんじゃないかなと思います。というよりは、もう既にダメだけど、それぐらいは持ちこたえるかもという感じでしょうか。恐らく計画倒産でしょうね。詐欺と認定されないように、細心の注意を払って実行するでしょうけど。

for-happy-life.hatenablog.com

  この業者が怪しいのは最初から把握していましたし、キャンペーン目当てで、貰えるものは貰って逃げ切ろうと考えていたのですが、思っていた以上にコケるのが早く、冷や汗をかきました。

 非常に効率の良い運用結果となったものの、余裕で逃げ切れると思っていたのに、ギリギリで生き残れたことから、不用意に危ない橋を渡るのは今後は控えようと思っています。

 ソーシャルレンディング業者は随分と増えましたが、そのほとんどは国内での案件です。金利は4~10%程のものが多いですが、5%ぐらいまでなら個人的には投資案件として魅力を感じないし、不動産に抵当権を付けるなどして担保を取っているにも関わらず、投資家に金利を10%も払うことが成り立つというのも自分の肌感覚として納得できていません。

 一番抵当権で貸付額も不動産評価額より低いのに、ここまで金利が高い条件になるというのは、よっぽど信用力が低くないと逆に難しい気がします。

 今後、ずっと投資を避けていこうとしているのではなく、機会があれば、金融関係の方などに実情を聞いてみて、納得できれば国内向けの案件にも投資してみようと思います。

 一方で、クラウドクレジットの発展途上国などへの投資なら10%を上回る金利が得られることが適正かどうかというのも、正直なところわかっていません。

crowdcredit.jp

 ただ、少子高齢化、人口減少傾向にある日本の状況とは違い、爆発的に人口が増え、様々な財・サービスの需要が増え続けていて、金利が高くても資金調達することで、それ以上のリターンを得られる環境があるであろうことは、感覚として納得できます。

 実際に発展途上国を渡り歩いたわけでもありませんし、あくまで感覚としてのレベルなので間違っているかもしれませんが、自分の感覚を信じてみたいと思います。

 ソーシャルレンディングへの投資額は早い時期に200万円まで増やしたいと考えていましたが、現在の100万円ほどでしばらく様子を見ていくことにします。