うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

歓送迎会がまだ負担に感じる

 昨日、職場の歓送迎会がありました。うつ病になる以前は、なんとなくある職場のイベントという感じでしたが、今は結構な負担に感じています。

 負担なら参加しなければいいのではと思われるかもしれませんが、全員参加している中で、復職して間もない時期でもないのに、自分だけ欠席というのも難しいものがあります。

 参加しても、比較的居心地の良い場所に座って、他の席にも挨拶に回らず、ゆったりしているだけなのですが、みんなのテンションに付いていくだけでも大変なのに、時々しんどいなぁと思う話題が出てきます。

 例えば、脳出血で倒れた上司が一か月半で復帰してきたのは英雄談のように語られますが、私が繁忙期に夜中まで残業してうつ病を再発したことには誰も触れず。で、みんなでその繁忙期を乗り切ったことは英雄談のように語られる。

 別に誰も私のことを強く責めようとしている人はいないと思います。大変な時に休まれて大変だったと思っている人はいるかもですが、それは事実であって、そう思うのは当然です。

 ただ、私がうつ病で治療中ということは組織として知っていたのだから、対処のしようがあったのではないかとは思うものの、私が悪いわけでも無ければ、みんなが悪いわけでもありません。

 でも、こういった話が出るたびに、精神疾患は軽く見られたり、本人の問題ということで片付けられていることを痛感します。以前の自分もそうだったかもしれません。

 うつ病になる前よりも、今のほうがよっぽど頑張っているつもりなんだけどなぁ。。それが周りに伝わらないことが何よりも悔しいし、歯がゆいです。一生懸命伝えようとしてもわかってもらえなくて、余計につらい思いをするし。

  精神疾患について理解してもらえないことが、結果として自分への信頼が無いように感じるというのが、うつ病を抱えながら働くことの大きな負担になっているし、治療の邪魔になっているように思います。

 2次会にも誘われましたが、そこまで頑張れる余力も無いので、断って帰ってきました。帰る人も多かったので良かったのですが、ほぼ全員が行く雰囲気だったら、また断り辛かったり、無理して参加しないといけなかったりだったので、良かったなと思います。

 歓送迎会はあと一回、大きな規模でのがあるのですが、今回と同様になんとか乗り切りたいなと思います。次のはさすがに挨拶周りにいかないといけなさそうですが、それは本来は礼儀なので、どうしても無理でなさそうなら頑張ります。