うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

メンタルヘルスマネジメントⅡ種の受験と自己採点結果

 先日、メンタルヘルスマネジメントⅡ種の試験を受けてきました。以前は資格試験をよく受けていたのですが、うつ病になってからは初めてです。

 メンタルヘルスマネジメントⅡ種は合格率も50%程と高く、難易度の高い試験とは言えませんが、一カ月前の受験申込時には合格できる自信はなく、まずはリハビリも兼ねて、受験するだけでもチャレンジしてみようという気持ちでした。

for-happy-life.hatenablog.com

for-happy-life.hatenablog.com

 受験申込時は受けるだけでOKという気持ちだったのに、勉強をしているうちに絶対に受からなくてはいけないという気持ちに変わっていきました。完璧主義なところがあるのだと思います。

 これが今まで私を成長させてきた原動力でもあり、うつ病になることになった性格的要因でもあると感じています。

 それでも、今回は体調管理を最優先させるため、無理のないペースで、効率的な勉強方法で進めることができました。

 ただ、過去問を解いて合格レベルに達していることが確認できたから、無理なくできただけであって、もっと難しい試験だったら、合格レベルに達するまで無理をしてしまっていたかもしれません。

 そんなこんなで試験当日を迎え、とある大学にて受験してきました。午前10時からの試験で、家から少し遠い場所だったので、いつもより早く起きるのが辛かったですが、電車で過去問の間違えた問題だけおさらいして、あとはのんびりすることにしました。

 受験者は意外と年齢層が高いように思いました。管理職になって、なんとなく職場で受けさせられる人が多いのでしょうか。

 試験を受けての手ごたえは十分で、9割ぐらい取れたかなぁという感覚でした。夕方に解答速報が出ていたので、自己採点したところ、ちょうど90点(70点で合格)でした。 

 メンタルへするマネジメントについては精神疾患の当事者として他人ごとではないので、他の受験生と違って、普段からそういった情報にアンテナを張れていたというのが非常に大きかったかもしれません。

リカレント 解答速報

  予測と実際の点数の誤差が無いのは実力が付いている証拠だと思っているので、合格できたことも含めて良かったです。

  次は秋にⅠ種の試験があるので、せっかくなのでチャレンジしてみようかなと思います。こちらの試験は合格率も10%台でそれなりに難しそうですが、準備期間もたっぷりあるので、無理なく取り組めたらなと思っています。

 

セルトラリン(抗うつ薬)を断薬することになりました。

 先月から飲み始めたセルトラリン抗うつ薬)ですが、先日の診察で効果や副作用について主治医に話をしたところ、断薬することになりました。

for-happy-life.hatenablog.com

for-happy-life.hatenablog.com

  効果としては、意欲の向上がハッキリと感じられる程度にあったのですが、副作用として、特に午前中に強い吐き気やダルさが出ること、仕事面ではケアレスミスが多くなっていること、不安感は残っていること、この薬について、メリットも感じているけど、デメリットもあって、トータルで良いのか悪いのか、自分でもわからないと伝えたところ、即決で薬を断薬することになりました。

 離脱症状が強く出ないようにするために、量を減らしながら時間を掛けて断薬して、断薬したら別の薬を試してみようと言われました。

 薬の量を減らしてから、何日か経っていますが、吐き気はかなり改善され、日中の意識は前よりハッキリしている気がします。一方で意欲は今のところそんなに落ちていないように思います。

 離脱症状には今のところ苦しめられていませんが、別の薬を試していくとなると、また副作用に苦しめられるので、それだけで不安です。

 結局、薬を飲んでも、飲まなくても、働きながら治療をしていくというのは大変なんだなと実感しています。

 しばらくは、離脱症状に気を付けながら過ごしていきたいと思います。

 

メンタルヘルスマネジメントⅡ種の試験勉強

 先月から勉強し始めたメンタルヘルスマネジメントⅡ種の試験が来週に迫ってきました。

 今の自分には資格試験は大変かもと思いながらも、合格率は50%程ある試験なので、難易度も手軽でちょうどリハビリにも良いかなとチャレンジしてみることにしました。

 試験勉強は、図書館で借りてきたⅢ種とⅡ種のテキストを一回ずつ通して読んで、秋に受けれたら良いなと思っているⅠ種のテキストはちゃんと自分で購入して途中まで読んでいたのですが、今の自分の実力が全然わからなかったので、先日、過去問題集を買ってきました。

 メンタルヘルスという自分に思いっきり関係のある分野の資格試験なので、試験勉強を始める前からも、それなりに意識を持って来たつもりなのですが、テキストを読んでいても、どうも頭に入らないというか、理解できていないような気がして、不安を感じてきていたのです。

 まだ問題集は全部はこなせていないものの、大半の問題を解き終わって、平均すると80%ちょっとは取れているようです。マークシート形式の試験で、問題も比較的易しいので、知識がうろ覚えでも回答できるものが多いです。

 Ⅱ種の試験勉強としては公式テキストと過去問題にしっかり取り組めば余裕を持って合格できる試験という印象を受けました。

 一方で、70%が合格ラインなので、普通に考えれば順調に仕上がっているのですが、15%以上も間違ってしまう自分に不安を感じてしまうような状態で、何やっても不安に感じてしまうんだなぁと思ったりしています。

 今の自分にとって、資格試験の勉強に取り組んでいるだけでも十分。今の時点でここまで取れてたら十分。万が一、不合格になっても何の問題も無いし、取り組んだ分は自分に残っていくわけで、何も不安に思うことなんて無いはずなんですけどね。

 試験まではあと一週間ですが、平日は仕事で無理をしないようにして、問題集の残り少しを取り組んで、土曜日はできるだけゆっくり休んでリラックスするようにしたいです。

 これが終わったら、せっかくなのでⅠ種を秋に受けたいと考えています。Ⅱ種やⅢ種と違い、合格率は10%台なので、それなりに大変かもですが、準備期間が十分にあるので、ちょうど良い目標になると思います。

 とりあえずは、来週、うまくいくと良いなぁ。

ようやく確定申告を提出しました

 最近は、新しい薬(セルトラリン)の副作用に苦しんだり、妻が仕事をするかどうかでごたごたして精神的な不安を感じたり、職場では上司が倒れて休職することになったり、メンタルヘルスマネジメント検定の試験勉強を少しずつしたり、実家も含めて6人分の確定申告書の作成をしたりと、平穏だったというよりは、わりとバタバタとした生活を過ごしていました。

 確定申告については、昨日ようやく提出することができました。6人それぞれ申告内容は異なりますが、収入面では給与所得、配当所得、譲渡所得(株式)、不動産所得、雑所得(年金)、控除面では医療費控除、社会保険料控除、生命保険料控除、寄付金控除(ふるさと納税)、障害者控除、配偶者控除、扶養控除、基礎控除といった内容です。

 普通の個人が申告する内容としては、ほとんどのパターンを網羅しているんじゃないかと思うほどです。

 私や妻、子供の申告は比較的簡単なのですが、実家の申告は不動産所得や医療費控除があるので、結構手間が掛かります。

 今の私にとっては負担にはなっているのですが、それでも6人で30万円ほどの還付となるので、大切な仕事?でもありますし、今までの仕事やFP1級の知識が役立っているし、申告書を作成することで新たな知識を得ることもあるので、なんとか積極的に頑張って作成することができました。

 近年はふるさと納税をする人は増えてきているように感じていますが、所得にもよりますが、株の配当金で源泉徴収(天引き)された税金を申告で還付してもらえるというのは、多くの人が知らないようなので、もったいないなと思っています。

 税務署には書面で提出しに行ったのですが、駐車場には多くの車の列ができていました。このまま並んでいたら何時間も待たないといけないくらいに。

 中に入ってしまえば提出なだけならそんなに待たないで済むので、近くのコインパーキングに駐車する方が良いんじゃないかなと思うのですが、毎年恐ろしいほどの車の列ができています。

 私は少し離れたところにあるスーパーとの提携のパーキングにして、帰りに買い物をして帰ってきました。ちょうど買いたいものがあったのでちょうど良かったです。来週にあるメンタルヘルスマネジメントⅡ種の問題集です。

 確定申告の提出の時に、電子申告をお勧めされました。通院日に合わせて提出しているので、特に問題はないのですが、仕事も休まないといけないし、税務署に行くのも面倒なので、来年からは積極的に検討したいなと思っています。

 電子申告にはマイナンバーカードとICカードリーダライタが必要だそうです。ICカードリーダライタは家のどこかにあった気がするのですが、マイナンバーカードは実家も含めて誰も作っていないので、また作り方を調べようと思います。なんかスマホでも簡単にできるとか聞いたので、そんなに大変じゃないかもしれません。

 またほかの近況についても書きたいと思います。季節の変わり目なので、みなさんも体調には気を付けてくださいね。

セルトラリンの効果が出てきました。

 先々週の金曜日から、抗うつ薬セルトラリンを飲み始めたのですが、先週は副作用による吐き気やしんどさに苦しめられる一方で、効果はまだ現れていなかったので、かなり大変な一週間でした。

 特に吐き気が酷く、食事がまともに食べられない状況でした。食べられないから余計に体調が安定しないという負のループに陥っていました。

 また、夜中に何度も目が覚めて、睡眠時間は平均8時間ほどは確保しているはずなのに、寝不足のような感覚がありました。

for-happy-life.hatenablog.com

for-happy-life.hatenablog.com

  今週になってから、特にここ2日ほどは副作用は落ち着いてきている一方で、不安感の減少など効果がハッキリと感じられるようになってきました。

 朝起きた時のしんどさは続いているし、身体のダルさのようなものはありますが、仕事中の気持ちはかなり楽になっています。夜もよく眠れています。

 今週は四半期のサイクルの中で忙しい時期に入ってきているのですが、思ったほど不安を感じていません。あっ、普通の感覚ってこんな感じだったかも。というのを久しぶりに感じています。

 とはいえ、不安感が完全に無くなったわけでも無く、仕事に大きな支障が出ない程度に軽減されているというのが近いと思います。

 セルトラリンの処方は1日1錠(25㎎)で出されていて、様子を見ながら2錠(50㎎)に増やしても良いと主治医から言われていますが、私の場合は仕事に支障が出ないのであれば、若干の不安感が残るぐらいが、精神療法に積極的に取り組むため、うつ病の事を忘れないためにも、再発防止の観点からは良いのかもしれないと思っています。

 今週、来週と仕事がバタバタとしますが、ひとまずこれを乗り切れば、年度末までは比較的落ち着いてくるので、油断しないように、無理をしないように、少しずつ進めていきたいです。

せっかくの4連休だったのに

 金曜日は診察日で有休を取っていたので、この週末は4連休だったのですが、前半こそ、それなりに動けたものの、新しく飲むことになった抗うつ薬セルトラリンの副作用での体調や気分が微妙だったのと、妻とケンカになって余計に気分が落ち込んで、あまり良い週末とは言えません。まだ半日ほど残ってるんですけどね。

 薬を飲むことになったことと、妻とケンカになったことは、密接な関係があるように感じています。

 妻は4月から仕事に行く予定なのですが、私が働き続けられるか、給料が上がっていくか微妙な中、収入が増えるという点では大変助かります。

 ただ、今の時点でもギリギリやっている中で、妻が働きに行って、子供を保育所に預ければ、確実に私にも家事などの負担が増えることとなります。

 妻が働いたり、キャリアを作っていくことに何の反対も無いどころか、賛成なのですが、私自身の体調に自信が無く、4月以降に新しい環境になっても大丈夫なのかは確信がありません。とにかくそっちの方が心配で、家族とはいえ、他人の人の事まで気が回らないのです。

 そして、そんな不安やピリピリした気持ちを抱えて、先日診察に行ったところ、セルトラリンを飲むことになりました。

for-happy-life.hatenablog.com

  ここしばらくは、薬無しでの治療を進めていたのですが、抗うつ薬を飲みながら治療を進める方が良いのかもしれないと考えていたので、それはそれで良かったと思っています。

 比較的副作用の少ない薬で、少し気分を持ち上げた状態で様子を見ていく。薬のない状態では、辛いだけならまだしも、その感覚に段々慣れて、普通の感覚というのが分からなくなってしまうかもしれないと考えていたので、主治医も私も納得した上での治療方針です。

 でも、抗うつ薬は飲み始めてから2週間程度は効果が表れない反面、副作用は翌日から感じることになります。私の場合も、ベッドから出られないというレベルでは無いにしても、どこか気持ち悪い、妙に喉が渇くなど、副作用が出ました。

 薬飲んで、ちょっと調子悪いと伝えているにもかかわらず、気に障るようなことを言われたりしてケンカになってしまう。ケンカになったのは回りまわって、妻にも責任があると思うから余計に腹が立ってしまって引けない。

 薬での治療は自分でも考えていたのに、妻が働くから、ストレス掛かってしんどくて、薬を飲むことになって、副作用で更にしんどいのに文句言われてムカつくという悪循環。

 しんどくても頑張って仕事行ってるんだから、休みの日ぐらい自由に気楽にさせてよと思うのですが、今は専業主婦の妻からしたら嫌なんでしょうね。私が逆の立場だったら分かる気はするのですが、でも辛い。

 先週から、そのことで衝突しやすい状態になっていると感じています。なんか、一人の方が楽かもしれないと感じることもあります。

 あんまり考え過ぎても、良い方向に考えが回っていかないので、他の事をして気分転換をしながら、気持ちを休めて、明日からの仕事に備えたいと思います。

抗うつ薬(セルトラリン)を飲むことになりました

 先日の診察から、抗うつ薬セルトラリンという薬を飲むことになりました。分類としてはSSRIになるそうです。

 以前から、薬無しでの治療を続けるか、薬を飲みながら治療していくかの話は出ていたのですが、試してみようという結論になりました。

 薬を飲まずに治療していけるのなら、それが一番良いと考えていたのですが、私の中でいくつかの疑問や不安があって、それを主治医と話をしているうちに飲んでみようということに。

 いくつかの疑問や不安というのを挙げると、

・一定以上の職場の理解や配慮が得られないと思われるので、最低限のパフォーマンスが不安なく出せるようにしたい

・気分や体調が落ちた状態を続けていると、それに慣れて正常な感覚を忘れてしまう気がする。ある程度気分を持ち上げた状態で治療を進めた方が良いのではないか

・妻が来年度から働く予定で、家事等の負担が増えて体調悪化や再発に繋がらないか

 といった感じです。

 常に悪化や再発しないレベルのストレスや負荷で治療を続けられるなら、しかも薬を飲まずにコントロールできるのなら、誰だってそれが一番良いのかもしれないけど、実際は、自分で全てコントロールするのは難しいです。いや、働いている限りは不可能です。

 今の状態でもギリギリの生活を送っているのに、仕事でもプライベートでも、ちょっと大変な事になっただけで、いつ再発してもおかしくないと日々感じています。

 抗うつ薬を飲んだから、確実に良くなるかはわからないし、逆に副作用もあるし、薬を止める段階でも離脱症状があったりと、結果としてどうなのかはわからない。

 薬無しの治療の中で、精一杯自分なりにやってきたつもりだけど、少しずつは確実に良くなってきていても、そのペースが遅すぎると感じていたので、薬の力を頼ってみることにしました。

 私はうつ病を治すのに、薬が一番大切とも、全く必要無いとも思っていません。いくつかある大きな有効策の一つと考えていますので、主治医と相談しながら上手く使って良ければと思います。

 さて、セルトラリンという薬ですが、分類としてはSSRIになります。ジェイゾロフトという薬のジェネリックのようで、薬価が大変安いのは助かります。自立支援医療制度利用での一割負担で、4週間分が380円ほどでした。

seseragi-mentalclinic.com

 効果もそんなに強くないけど、副作用もそんなに強くないタイプの薬のようです。昨日から飲み始めていますが、喉の渇きや身体の不快感が少し出ています。寝ていないといけないほどではなく、ちょっとしんどいながらも日常生活は送れています。

 薬が効いてくるには最低でも2週間程度は掛かるので、今のところ何とも言えませんが、また報告できればと思います。上手く効いてくれると良いんですけどね。