ブログの記事が思うように書けなくなってきている
最近、何か書こうとするネタはいろいろあるものの、文章がまとまらず、もしくは気が乗らずに記事に書けないことが多くなってきています。更新頻度も落ちてきてますし、内容も思っていることや伝えたいことが上手く書けません。
いろんなブログを読ませていただいていると、みなさん読んでいて凄く興味が湧いてくるような記事を書かれています。私自身のブログはというと、なにか勢いが無く、惰性のようなものが感じられるようになっているように思うのです。
ちょうど復職したころから始めたブログですが、その当時と比べると生活リズムも変わってきているので、その辺りも振り返りながら記録に残しておこうと思います。
ブログを始めた当初は、復職して間もないころで、職場に行っても誰ともまともに話せず、家に帰ってきても疲れ果てて寝ていました。休日も友人に会ったりすることもできずに家で休養していました。
考えていることや理解して欲しいことはたくさんあるのに、誰にも伝えられない状態でした。職場の多くの人は温かく迎えてくれたけど、何気ない励ましにダメージを食らいつつ、健常者の中に一人まるで世界から取り残されたような気持ち。
理解してくれようとしている家族や友人でさえも完全には理解してくれない。それどころか、うつ病患者と日常的に接することによるストレスもあるんじゃないかと思います。こっちも大変だけど、きっと周りの人も大変。でもこっちも精一杯やってる。これ以上はできない。なんでこんなこともできないのかは自分でも理解できないけど。
ブログのおかげでそういったものを吐き出すことができました。同じような病気で苦しんでいる方のブログを発見したり、理解や共感を得られたり、アドバイスを頂けたりして、自分の中でほぼ完全に失われていた外の世界との接点が得られたような気がします。
うつ病の状態で多くの人と対面で人間関係を作っていくコミュニケーション能力や、いろんなことを経験する行動力は非常に落ちているので、ブログはそれを補うことができるツールであるとも感じています。
かなり脱線してきたので話を元に戻します。ブログの記事が思うように書けなくなってきている主な原因として症状が少しずつ回復してきているというのがあると思います。
最近はある程度は友人や職場の人たちとコミュニケーションをとることができるようになってきました。まだまだ気軽に飲みに行ったり遊びに行ったりできるような状態ではありませんが、自然に笑顔を見せながら話せることも増えてきています。また、周りの理解も得られてきているのかもしれません。
少しずつではありますが、仕事が終わってからや休みの日に予定を入れることも増えてきました。やろうと思っていることが思うようにできることはほとんどありません。たくさん予定を入れたようなつもりの日でさえも、昔の私からすれば暇なぐらいに感じる量しか予定をこなせませんが、様々なことに興味が出始めていることは確かだと思います。
そういったことを考えると、良い意味で言うと、相対的にブログへの依存度が落ちてきているのかなというように感じます。悪く言うと、興味は出てきてもバランスを取りながらあれこれ実行できる能力がまだ無いということ。
また、興味を持っていることに対して、それを面白く、魅力的に書き上げる能力が無いようにも感じます。これはうつ病だからじゃなく、元々そうなのかもしれません。
ちょっとそんな中途半端な時期ではありますが、これもうつ病治療における経過記録であるので、その時々の自分を観察しながら、これからもブログを続けていきたいと思います。