今年一年を振り返る
今日は家や実家の掃除、買い物、放置していた貸し農園にサツマイモの収穫に行くなど、なかなか忙しく過ごしていました。ブログでもいろんなテーマで一年を振り返ってみようと考えていたのですが、残された時間が少ないので、また機会に持ち越すとして、うつ病の経過としての一年を振り返りたいと思います。
今年の年初は、転職先が決定していて3月で現在の職場は退職する予定でした。1回目の発症から回復して、自分の中でもこれ以上のキャリアアップは難しいと思われる条件での転職が内定していたのですが、去年12月ぐらいから調子が悪くなってきていて、不安も感じている状態でした。
でも、日々調子は回復するどころか悪化していき、結局は再発により転職を断念。ただ、運良く?現在の職場を退職せずに再び休職することになりました。
大きなチャンスを逃してしまったことや、うつ病になる原因になった職場にしがみつかないと生きていけないという悔しさ、職場に再び迷惑を掛けてしまったこと、そして治っていたと思っていたうつ病が実は治っていなかったこと、以前よりもストレス耐性が低下していること、能力が落ちてしまっていることに気付き大きなショックを受けました。
転職の件については今も悔いが残っています。またチャンスはあるよという慰めは無責任に聞こえます。恐らくその企業で働けるチャンスは無いに等しいです。
転職先が欲しいと思っているノウハウについての職務経験を非常に順調に積み、昇進してきたこと。そして何よりも健康であり、自分への過信ともいえる自信があったこと。それらが全て揃っての内定でした。
ただ、降格などがあったとはいえ、今の職場に残れたことは本当にありがたかったと思います。パワハラやサービス残業などで多くのメンタル不調者を出した時の経営者は去り、今は職場環境も以前よりはかなり良くなっているように思います。職場が自転車で行ける距離にあるのも助かっています。
現在の職場での財務状況や将来性、収入面、自分の適性などについて不安もありますが、仕事についてはかなり配慮してもらっているので、まずはうつ病の回復に専念して、将来のことはそれから考えるようにします。
話が脱線しましたね。2月中旬ごろからの3カ月の休職期間中は地獄のようでした。1回目の休職時には3週間ほど経てば、家でゆっくりするには大丈夫な程度に回復したのですが、2回目の休職時はそうなったのは2カ月が経過したころ。それまでは生きている意味も見いだせなくなり、将来への不安に支配される日々。
5月中旬に復職。職場での最大限の配慮が得られる形になり、症状の酷さからすると早い復職になりました。最初は1年ほどは休まないといけないと言われていました。3カ月で仕事に行くことになるとは思っていませんでした。
仕事自身や人間関係に対する凄まじい恐怖心を持ちながらも、経済的な不安や、仕事をしなければという焦りなど、様々な感情と葛藤しながらの復職でした。
今から思うと、あんな状態で良く仕事に行けたなと思います。私とほぼ同時期に復職してきていた精神疾患の方がいたのも私にとっては大きな支えになりました。
最初は週4勤務で職場との往復だけの日々で、仕事以外の時間はほとんど寝ているだけの状態でしたが、最近は週5勤務が基本で、仕事以外の活動も少しずつ増えてきています。笑顔で話せるようになってきたのが自分の中では大きいです。
復職と同じような時期に始めたのがこのブログです。家にいても職場にいても吐き出せない想いを吐き出す場が欲しかったし、自分の辛い経験が誰かの役に立てたらと思い、記録代わりに残すことにしたのです。
ブログについても、文章が上手く書けなかったり、モチベーションを保てないことがあったりしながらも、多くの方に読書登録していただき、今まで続けることが出来ました。
これからも無理のない範囲で楽しく続けていきたいなと思います。今年は大変お世話になりました。そして、ありがとうございました。