うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

うつ病は薬無しで治せるのか①

※この記事は私自身のうつ病の治療について書いたものであり、薬を飲まないことを推奨するものではありません。

 私がうつ病を再発したのは、医師の指示に従わず薬を飲まなくなったことが原因の一つとも考えられるので、主治医の指示には必ず従うようにしてください。

 

 薬を飲まなくても、うつ病を完治させることができるのかについては、私の一番の関心事です。というのは、私自身が薬無しでの治療を受けているからです。

 主治医が変わる前である1回目の発症時や、現在の主治医での再発時の急性期などには薬が処方されていましたが、現在は何も処方されていません。

 十分に回復したから薬を飲んでいないのかというと、全くそうでは無いと思います。全快からはほど遠い状況で、不安感や貧困妄想、対人不安、慢性疲労感、睡眠の浅さ、全身の凝り、記憶力や判断力の低下など、様々な症状を感じており、仕事をするにあたっても深刻な能力の低下が浮き彫りになっています。

 本当にそれで治るのかどうか、ものすごく不安になることがあります。飲んだら、もっと回復が早いのではないかと思うこともあります。

 でも、飲まない状態でなんとかここまで来れているので、以前に薬を飲んでいた時には効果も感じましたが、副作用も強く感じていたこともあり、このまま何とか治すことができればという気持ちが強いです。

 以前の主治医は3分ぐらい診察して、とりあえず薬出しとくみたいな感じだったのですが、現在の主治医は必要な時には薬は使うが、できるだけ薬を使わずに、じっくりと診察時間を取って治していくというスタンスのようです。

 なので、診察は精神療法というより、それだけです。診察は毎回1時間程度、家族も同席で、主治医と書記の方?で、生活や仕事、趣味、人間関係などについて、不安に思っていることや、今やってみたいこと、これから何に取り組むかなど、様々なことについて話をします。これはうつ病治療のセオリーからは相当外れた治療法のはずです。

 また続きは次回に書きます。