うつにっき -うつ病の治療きろく-

うつ病の治療や過去の振り返り、新しい生き方の模索などを記録していくブログです。

頼ることの難しさ

 今週は、同僚が研修で数日間抜けていたことや、四半期周期での仕事のピーク時でもあったので、非常に負担が大きい一週間でした。

 週5日で出勤するのは問題無くこなせるようになってきたけど、忙しかったり、プレッシャーが掛かる場面では、まだまだ厳しいなぁという感じです。

 主治医からは自分で仕事が抱えきれなくなりそうな場合は、早めに周りに助けを求めて頼るように言われています。

 でも、実際のところは忙しい時期に向けて早めに仕事に取り組んでいても、他の人に休みを取られて、その分しわ寄せがきて、早くやってた分がパーになったり、忙しいことを訴えても、大抵そういう時期は周りの人も忙しいので、助けてくれないどころか、予定になかった仕事が次々と増えて、更に忙しくなってしまったりします。

 仕事が落ち着いているときは、周りも余裕があるので自主的に手伝ってくれたりしますが、それは自分一人でもこなせますし・・・本当にしんどい時に助けが得られないのであれば、再発を防いでいくという観点からは、ほとんど意味がありません。

 病気なんだから、無理はできない。周りに頼らないといけないという正論は分かるのですが、現実的にはそれは難しいなと感じている人も多いのではないでしょうか。

 ただ、それでも周りに任せたり、頼っていくことは必要なのかなと思っています。うつ病になったのも人の頼るのが下手だったからというのも原因の一つとしてあるだろうし、周りに自分の状況を知らせていくことも、自分の体調管理を自分だけで抱え込まないという点で、重要だと考えるからです。

 昨日は人事の人と仕事の打ち合わせをする機会があったので、終わってから少し相談に乗ってもらいました。

 今のところ何とか仕事をこなせているが、来年は年度を通して非常に忙しくなるので、再発の可能性が非常に高いと言われていること、抗うつ薬を飲みながらだと副作用で体調管理や仕事のパフォーマンスの面で問題が出るので、抗不安薬で誤魔化しているが、長期的に抗不安薬を出すことは薬への依存が問題になるので、薬無しか、抗うつ薬で治療していかないといけないと主治医から言われていることなどを伝えました。

 本当は、管理職が短気で怒る基準がわからないから精神的にしんどい時があることや、直属の上司や同僚に助けを求めても思うように支援が受けられないことも言いたかったのですが、それは言えませんでした。

 ただ、人事は積極的には話を聞いてきてはくれないけど、こちらから相談したら、きちんと聞いてくれましたし、対応も検討してくれると思います。良くも悪くも、ボールを向こうに投げたわけなので、無視はできないはずです。

 問題と抱え込むということは責任も抱え込んでしまうことになります。伝えることで、一定の責任、場合によっては大部分の責任は向こう側に移ります。

 なんでも他の責任にしたら良いと言っているのではなく、自分で抱え込んで解決できないことは周りに発信する。それが自分のためでもあり、周りのためにもなるのかなと思っています。

 今週は非常に疲れたので、週末はしっかりとリフレッシュしたいです。