みんなのクレジット(ソーシャルレンディング)は大丈夫なのか?
資産運用の一環として、ソーシャルレンディングでの運用を行っているのですが、複数開設している口座の中でもダントツで怪しい感じがしているのが「みんなのクレジット」です。
この超低金利時代の中、金利が5%~14%のファンドが中心と超高金利のソーシャルレンディングそのものがまだまだ怪しいと思われているのに、自ら怪しいと思われるような取り組みを多数行っています。最初は一時的な販促だと思っていたのですが、ずっとやっていてますます怪しさが増してきているので紹介したいと思います。
そもそもソーシャルレンディングって何?
簡単に言うと、インターネットを介して多数の出資者からお金を集めて、資金を必要とする人に貸すサービスです。その仲介(プラットフォーム)を担うのがソーシャルレンディングサービス業者であり、「みんなのクレジット」もその一つです。
なぜかお米が送られてきました
ある日、突然お米が送られてきました。魚沼産コシヒカリ2kgです。手紙が同封されていて、借り手企業が出資者の皆様に米を送りたいとの申し出があったから送らせてもらいました。こういうこともソーシャルレンディングならではの醍醐味です。みたいなことが書かれていました。
魚沼産コシヒカリなんて普段は買えないのでとてもありがたいのですが、なぜ高金利で資金を借りている借り手企業が、送る必要も無いのに米を送ろうと思ったのかがよくわかりません。ソーシャルレンディングでは借り手企業は公開されないのですが、そんな話本当にあったのかな?自作自演じゃないの?と勘ぐってしまいました。
エスカレートするキャンペーン
私がみんなのクレジットで投資しようと思ったきっかけはファンドの内容ではなく、キャンペーンです。口座開設によるポイントサイトでのポイント獲得やキャッシュバックだけでなく、投資額に応じてのキャッシュバックにより、30万円投資しただけでキャンペーンだけで実質5万円弱を得ることができました。もちろん6%ほどの利息は別にもらえます。
こんなキャンペーンはずっと続く訳が無い、一時的だろうと思っていたのですが、私の時はサマーカーニバルと銘打っていたキャンペーンは、オータムフェスティバルになり、最近はハロウィンカーニバルとなっています。
他にスーパーボーナスシリーズというのがあって、投資することでポイントがもらえ、その獲得ポイントに応じて年末のファイナルステージに進出することが可能らしいです。これは流石に詐欺を連想させます。私は怖くてこれ以上は投資できません。
なぜこんな尋常じゃないキャンペーンを行うのか
ソーシャルレンディングは日本ではまだまだ歴史の浅いビジネスです。新たに投資をしようとする人が口座を開設するにあたってはその業者の歴史や株主構成、成立ローン総額などを参考にすることが多いと思います。信頼性のある株主がおらず、後発組であるみんなのクレジットが成立ローン総額を少しでも早く積み上げて業界で存在感を示していくという経営戦略は十分理解できます。それか詐欺のどちらかでしょう。
投資したお金は返ってくるのか
当然、返ってくると思うから投資しています。予定通り返ってくる確率は95%以上だと思っています。ですが、わずかな確率で返ってこないというのも想定しています。
事業規模を考えれば異常なレベルでキャンペーンを行っていますが、上記の経営戦略上の理由や、代表者がブライダルジュエリーで有名なダイヤモンドシライシなどを手掛けるシーマ(現ニューアート)の設立者であり、現在も親族が経営しているとみられることから、グレーな経営(知らない人にはまともに見える)はできてもアウトなことはできないんじゃないかと考えています。
ずらずらと書き並べましたが、きちんと償還されるのを楽しみにしていますし、このブログでもまた報告したいと思います。
キャンペーンは本当に凄い内容ですので、是非ホームページを一度のぞいてみてくださいね。